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	<title>病気や症状と施術のこと | はりきゅうおおば【京都市 二条駅すぐ】回復を目指す鍼灸院</title>
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	<description>体調不良・病気・怪我を良くしたいとお考えのあなたへ</description>
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	<title>病気や症状と施術のこと | はりきゅうおおば【京都市 二条駅すぐ】回復を目指す鍼灸院</title>
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		<title>五感・感覚のこと　知覚する感覚するを生かすこと</title>
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		<dc:creator><![CDATA[はりきゅうおおば]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 24 Apr 2026 07:44:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[病気や症状と施術のこと]]></category>
		<category><![CDATA[神経・脳・脊髄・感覚]]></category>
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					<description><![CDATA[みなさんほとんどの方がお持ちになっている、「五感・感覚」についてです。 病気や怪我、先天的なことなどで一部感覚がない方も含め、身体に不調のある方にもそうでない方にも、どんな方にもお勧めです。 いち人間としても、日常生活や [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">みなさんほとんどの方がお持ちになっている、「五感・感覚」についてです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病気や怪我、先天的なことなどで一部感覚がない方も含め、<br>身体に不調のある方にもそうでない方にも、<br>どんな方にもお勧めです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">いち人間としても、日常生活やお仕事をするにしても、運動をするにしても、治療としても、身体のもつ、切り離すことのできない最も基本にある機能の一つとして、あなたの役に立つ内容だと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">辞書によりますと、<br>五感は、人の感覚の総称。<br>主要なものの総称。視・聴・嗅 (きゅう) ・味・触の五つの感覚。<br>これらの感覚によって外界の状態を認識する。<br>とのことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">人は、生き物全てそうだと思いますが、<br>根本的には、五感によって、<br>危ない、危なくない、どっちでもない、<br>を判断して、生きています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">基本的に、身体は、痛いことは嫌がりますし、<br>腐ってしまった物や毒は食べたくありませんし、<br>嫌な匂いは息を止めてしまいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どう行動したら、どういう刺激があって、それがどう身体に影響するのか、<br>ということを知ることができるのは、五感・感覚があるおかげなのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体を動かすということで言うと、<br>ただ手足や身体を曲げ伸ばしする動きではなく、<br>目的を持った動作：歩いたり、走ったり、飛んだり、踊ったり、、、、<br>そういった、空間の中を動き回れるということも、<br>実は、五感があるからこそできることなのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分がこの世界のどこにいるのか、を五感で捉えているのですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では想像してみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">物に触れている感覚がわからなかったら、<br>動かしている手足がどこにあるのかがわからなかったら、<br>目隠しと耳栓をして歩いたら、、、、</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体は動かせるかもしれませんが、<br>歩いたり、何かをつかむなど、<br>目的を持った動きをするのはとても難しいですよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">普段、あたりまえ過ぎて、意識することがありませんが、<br>五感ってすごいことをしてるんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体は、<br>感じるところと、<br>処理するところ、<br>動かすところ、<br>に分けられると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚したものを、処理して司令を出して、必要に応じて身体を動かす、<br>動かしたら感覚して処理して、、、、、<br>お互いに信号を出し合って連絡し、<br>働きを調節しあっていくことが、<br>生きている間ずっと続いていきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体は、目線を広げて見ると、</p>



<p class="wp-block-paragraph">刺激→何かしらの応答を表現する、</p>



<p class="wp-block-paragraph">という、非常に単純なことしかしていません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚、処理、動き、どれが先に起こってもいいのですが、<br>処理も動きも、身体の内で起こる働きで、<br>感覚は、<br>身体の内からの刺激だけでなく、<br>外からの刺激も受け取っている、<br>ということが他と違うところです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だいぶ大雑把な言い方ですが、<br>外からの刺激で、身体の働きを調節できるのは、五感・感覚 である、<br>ともいえます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですので、</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚を変化させると、身体も変化してくれるのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚に対して適度な心地よい刺激をして、<br>その感じたことを自覚することで、<br>その刺激に応じて身体は適度な心地よい応えを表現します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その身体が表現した結果を具体的には書けません。<br>身体の機能の全てが感覚によって調整されているわけではありませんが、<br>人それぞれ、身体がその時その時で、感覚を通して常に変化し、ちょうど良いところに調節されていくからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">関節や筋肉を、動かしたり、揉んだり、ストレッチしたりすると緩むのは、<br>感覚があるからなんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、変なものを食べたり、臭い匂いを嗅いだり、大きすぎる音を聞いたりした時に、<br>咄嗟に、吐き出したり、息を止めたり、耳を塞いでしゃがみ込んだり、<br>これらも元々備わっている防御反応ですが、<br>感覚があるからこそできることなんですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、<br>感覚したこと → 身体の応答<br>は、必ずしもうまい具合に調整して表現されるわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体の応答の結果、<br>調整される途中の変化なら良いのですが、<br>そうではなく、<br>肩が凝ったり、身体が傾いたり、胃酸が出過ぎたり、下痢をしてしまったり、、、<br>など様々な不具合が残ってしまうことも時折あります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですので、時々、<br>身体全体の機能を良い方向へ向けていけるような刺激をすることで、<br>それを感覚しようとすることで、<br>身体の不具合も減ってくるか小さくなってくれる可能性があるんですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでは、どうすれば感覚への適度な刺激ができて、身体を調整できるのでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">どなたでもできる改善の為の身体の基礎づくり、実践編です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">今すぐにでも簡単にできますので、是非トライしてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">基本的には、<br>全身の力を抜いて、身体が何かに接触している部分の感覚を意識して感じること。<br>だけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あなたは今、立っていますか？座っていますか？寝転んでいますか？、、、どんな格好でも構いません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">① まずは力を抜きましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">(ほとんどの方は、身体のどこかが、床や地面や壁や物などに触れていると思いますが、)</p>



<p class="wp-block-paragraph">② 触れている部分 ( 足、お尻、背中、頭、、、) を感じてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どんなふうに触れているのか、<br>触れているところはどんな感触がするのか、<br>どこがよく触れていて、どこがあまり触れていないのか、<br>感じられる範囲で、ただただ感じてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">均等に触れるように調節せず、ありのままで身体に任せましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">③ どこがよく触れているか・いないか、を確認してください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">④ 次に、力が入っているところがあるかどうかを確認して、</p>



<p class="wp-block-paragraph">⑤ 力が入っているところが自覚できれば、そこの力を抜いてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">⑥ 改めて、接触面を感覚してください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ポイント💡<br>＊ 力むと感覚しにくくなります。<br>＊ 感覚できると力を抜きやすいです。<br>＊ 力が抜けないのは、防御反応や身体を保つなど、身体の働きのせいもあるので、抜けきらなくても問題ありません。<br>＊ 感覚できる部分は自分の意思で動かせて調節できます。(身体で動かせるのは筋肉だけです。内臓以外の骨格筋は、感覚できない部分は自分の意思で動かせません。)</p>



<p class="wp-block-paragraph">＊まとめ<br> ①力を抜く → ②接触面を感覚する → ③触れている・いない部分を確認にする<br>→ ④力が入っている部分を確認する → ⑤確認できたところの力を抜く<br>→ ⑥接触面を感覚する。<br>で、ひとくくり。<br>自分の感じで、おさまりが良くなるまで、<br>③→④→⑤→⑥を繰り返します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どうですか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">はじめに感じてもらった時より、<br>接触面が広く感じる、接触面にべたっとつく、馴染む、<br>という感じが少しでも得られますでしょうか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">おそらく、最初よりも感覚できる部分が広がって、<br>そういう実感を得られ易くなっていると思います。<br>そのままボーッとして、1分ほど感覚を味わってみてください。<br>より感覚が深くなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自覚出来なかった方は、<br>・何度か繰返す<br>・時間を空けて再度する<br>・次の段階に進むなど、<br>しているうちに、なんとなく自覚し易くなると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、次の段階です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">より感覚を自覚しやすくするのと、日常生活へ持ち込む前段階です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まずは、先程と同じ行程でしてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それを終えたら、</p>



<p class="wp-block-paragraph">立っている場合、足踏みを10回くらいします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">座っている場合、お尻を5-6回くらい揺らします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">寝ている場合、寝返りを左右にするのを2-3回ずつします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">より馴染んできましたか？<br>これで良いのかなー、という感じがあるかもしれません。<br>でも心配ありません。<br>それで良いんです。<br>ただ感覚するだけなので、<br>実のところ、方法は一つのきっかけなだけで、<br>やり方が違っても、自分で感覚していることを知るのが目的なので心配せずにしてみてください。<br>でもしっくりしない時は遠慮なくご相談ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、これをして具合が悪くなることはほとんどありません。<br>もしつらくなる場合は、つらくならない一番楽な姿勢でしてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">神経に問題があり感覚しにくい状況の方へ。<br>ここに書いたことは、西洋医学のリハビリテーションの分野で言われていることを参考に、<br>私の解釈を交えてお伝えしています。<br>そもそも、神経に問題がある方の機能を回復させる治療として考案されてきたものですので、<br>積極的にされることをお勧めします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これらが自覚できると、まずは姿勢と動きが変化します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚した後、普段の通り、<br>歩いたり、動いたり、痛みのでる作業をしてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">余分な力が抜けて、少し滑らかに動けるようになっていると思います。<br>余分な力が負担になって出ていた痛みは、その場で軽減するかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">滑らかに動けると、負担がかかりにくくなります。<br>負担が身体の限度を超えると具合が悪くなりますので、<br>このように負担の少ない動きを続けていければ、回復する働きの方が勝り、<br>次第に楽になってくることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体は今ある感覚でしか感覚できませんが、<br>感覚→身体の応答は、<br>どんな状況でも何とか機能しようとしますので、<br>どんな状況の方でも、良い方へ働いてくれると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これで治るとは言えませんが、<br>治療や身体自体の基礎になると思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、身体を整えたい時や痛み・異和感がある時、まずこれをします。<br>すぐましになることもあれば、何も変わらないこともありますし、<br>馴染んでしばらくすると、何だか整っていることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何回かすると身体の調整される雰囲気が何となくわかってくると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚し、自分の感覚を知ることで、<br>身体の負担を減らし、身体の機能を引き出し、<br>病気や不具合、怪我などを回避または改善しやすくするための一歩として、<br>是非お試しになってください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここまでが感覚を自覚するということの基礎にあたります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここから、<br>「日常の場面で全身至る所を感覚する」<br>というところに広げていきましょう！</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚する要領は前回と同じですが、</p>



<p class="wp-block-paragraph">歩ける方は、<br>歩いているときに、力みを抜いて、<br>・足の裏の接地面の感覚<br>・自分の身体や各部位の動き具合や位置<br>を感じてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">力みが抜けない場合、そこを触って感覚し、再度力を抜きますが、<br>抜けきれないところはそのままで大丈夫です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">接地面がどういう状況でどういう感触がするのか、<br>自分の手や足はどんなふうに動いているのか、<br>動かそうとしているように身体は動いているのか、<br>身体はどんなふうにバランスをとっているのか、<br>など、ただ、ただ身体を感覚して(身体がどう感じているかを確かめて)、歩くだけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">歩けない方は、寝返りがおすすめです。<br>基礎と同様の動きではありますが、<br>接地面がどんな感触がするのか、<br>寝返りを打っていく時に手や足がどこにあって、<br>どんなふうに動かしているのか、また、動いていっているのか、<br>自分の動かしているのと感覚している動きは一致しているのかどうか、<br>など、感覚してみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どちらの場合も、<br>距離や時間、回数は、何となく実感できるくらいの量が良いと思います。<br>一度にたくさんするより、<br>継続してできる方が良いので、<br>ある程度、嫌にならないくらいで調節してくださいね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何となく感じられるようになったら、<br>日常の、どんな動きの中でも、<br>例えば、お箸を持つ、食べ物を食べる、お茶を飲む、本を読む、<br>音楽を聴く、会話する、掃除をする、、、<br>あらゆる場面で、意識して感覚する場面を作ってみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">加えておすすめしたいことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは、自然を感じること。<br>好みもあると思いますが、<br>自然の中、例えば、思い浮かべてください、<br>山や海に行った時、全身で自然を感じていませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">景色、天気、空気、風、音、匂い、地面、、、そして自然の中を動く自分の身体。</p>



<p class="wp-block-paragraph">心地よかったり、驚いたり、怖かったり、すっきりしたり、、、と感じたりしませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">自然の中に行くと、<br>自分に必要なもの、<br>不必要なもの、<br>脅威になるもの、<br>安全なもの、、、<br>身体が勝手にそれらを感覚しようとして、<br>身体の働きが調節されて、<br>生きようとする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">根本的にはそういうことだと思っています。<br>身体が調節されなかったら生きていけませんもんね。<br>なので、基本的に、何かしらの刺激を感覚すると、<br>それは身体を守ろうとする反応を起こします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">過剰な刺激に対する強い防御反応は、<br>しばしば、良くない反応になることもありますが、<br>過剰でない、身体にとって適切な刺激に対する反応は、<br>その環境に身体を適応させようと、<br>身体の機能が円滑に働くようにしてくれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですので、<br>治療を受ける前、<br>受けている途中、<br>受けた後、<br>いつでも無理なくできて役に立つのが、<br>「感覚する」ということなんです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、<br>なかなかそんな自然を感じるって難しいんじゃ、、、<br>と思われた方、、、<br>大丈夫です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">外に行ける方は、<br>お近くの公園や川や山や空が見える道などを歩いてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">外に行けない方は、<br>部屋の窓を開けて、外の景色を眺め、新鮮な空気をいれ、<br>外から入ってくる音を聞きながら、寝返りや日常のことをしてみてください。<br>充分、自然を感じることはできます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、山や海など自然に囲まれた所に行く機会があれば、<br>この「感覚する」をめいいっぱい実感してきてください。<br>すぐに効果として現れるかどうかは個人差があると思いますが、<br>これは、きっとあなたの助けになってくれることと思います。<br>私の実感としては、身体の状態がなんとなく良くなる、<br>だけでなく、気持ちも落ち着いたり整いやすくなったりする印象もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">治療、病気や怪我の予防や回避など、<br>自分の身体をより良い状態にするために、<br>人間として「生きる」という機能を充分に発揮できるように、<br>日常的に「感覚」していきましょう！！</p>



<p class="wp-block-paragraph">全ては自分の身体が大本にあります。<br>「病気が、怪我が、わるさをしてるんだ」<br>「お医者さんが、手術が、薬が、なんとかしてくれる」<br>のは二番目以降で、まずは、<br>「自分の身体が、自分が、なんとかしていく」のが一番目にあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">治療の根本を思う機会となれば、ということも、この投稿の目的の一つでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、感覚は、具合が悪いところから良くする為に働いてくれるだけでなく、<br>日常や仕事の動作をより円滑にする、スポーツをする、といった、<br>身体の機能を現状から高めようとすることにも重要な働きをします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日常以上の発展版として、<br>私の好きなクライミングのことを、<br>技術的なことではなく、いち治療家目線でのお話をします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">グレードをあげたい！楽しく登りたい！全身を使って運動したい！</p>



<p class="wp-block-paragraph">いろいろ目的はあると思いますが、<br>より深いところで感覚でき、身体が動きやすくなることの助けになる内容と思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">では、具体的に参りましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">登る前に、前回までの要領で、<br>身体の余分な力を抜き、接地面や身体の位置、そのほか、全体の感覚を確認し、<br>身体を、力みが少なく、感覚できるし、動ける、ちょうど良い感じにします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">↓</p>



<p class="wp-block-paragraph">簡単な課題を選びます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">↓</p>



<p class="wp-block-paragraph">オブザベ時に、壁やホールドの見た目の感じと位置も確かめます。<br>(後で実際触った感じと擦り合わせて感覚の差を埋めます。)</p>



<p class="wp-block-paragraph">↓</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体をリラックスさせ、登りながら、<br>ホールドの質感(手足その他全て)、<br>自分の身体や手足の位置や向き、動き、<br>登っているところから見た景色、<br>壁やホールドの距離感、<br>身体が壁(空間)のどこにあってどんな方向を向いているのか、<br>身体のどこに力が入っているか、<br>どの程度の力が入っているか、<br>平衡感覚、<br>柔軟性、<br>など、そのほか、全身で感覚します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">頭で理解するのではなくて、身体で感じてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">↓</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚できるところは力の入れ具合を調節できます。<br>できるだけ力みをへらして感覚しながら登りましょう。<br>・今までと比べ、そんなに力を入れなくても良かったのか、と思えるところがあったら、<br>その力みをなくしましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・途中で落ちてもいいので、<br>動くのに必要最小限の力がどの程度かを確かめ、<br>かつ、<br>のびのび動いてみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・身体は、伸ばす動きよりも、縮める動きが優位で、力むと自然と縮もうとします。<br>関節を伸ばす・遠くへ手や足を伸ばすには、<br>感覚する・意識して動かす・縮む力を抜いてやる、<br>とうまくいきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">・オブザベ時に、<br>目で見た感じや、登りの姿勢や動きをイメージした像と、<br>実際に、触ったり、動いた時の、<br>違い、感覚の差を自覚します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">登りながらするのが難しい場合は、登り終えてから思い返しても良いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">↓</p>



<p class="wp-block-paragraph">登り終えたら、整理します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚を自覚する時、無理にその差を埋めようとするのではなく、<br>感覚したことから、オブザベのイメージを修正し、改めてオブザベするとき、<br>実際の感覚したこと思い出しながらイメージに擦り合わせます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">↓</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じ課題か、別の課題で、同様に感覚しながらトライします。<br>繰り返すことで感覚を養いやすくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一見、いつも登っている時と行程は同じにようにも見えますが、<br>普通に登る時よりも、より感覚してもらう、ということが大切なことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">前回までの「感覚のこと」に加えてしてもらうと、今までよりも深く感覚できるようになると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚できると、<br>自分の身体をどのように使ったら動けるのか、<br>どこの力を抜いたらいいのか、<br>どこに力を入れたら良いのか、<br>が自然と感覚的にわかるようになってきて、</p>



<p class="wp-block-paragraph">地に足がついて、<br>リラックスしているのに身体がしっかりしている、<br>自然と重心の位置や重心移動がうまくいく、<br>という状況が得られると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、調子が良い時の身体って、そういう感じがしていませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">おそらくそれと近い状況になると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうすると、効率の良い動きができてきて、<br>必要な技術も筋力も同時に鍛えることができると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">少し前の段落で述べました、自然を感じる、に関連しますが、</p>



<p class="wp-block-paragraph">岩に行かれたことがある方は、<br>緊張感を感じ、<br>力みもある中で、<br>持てるところ、<br>踏めるところ、<br>身体のことをなんとか感覚して、<br>身体の力の入れ具合や動きを調節していると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その調節をいかにできるか、が、身体の感覚から始まっています。<br>年齢と共に感覚しにくくなることもありますが、気にする必要はありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚は、自分で感覚できる範囲でしか感覚できません。<br>感覚できない範囲を感覚しようとするのではなく、<br>今感覚できることをきちんと感覚(自覚)しようとすることで、<br>感覚できる範囲が広がって深みを増していきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何歳であっても、感覚しようとすることで、<br>身体の働きが引き出され、<br>継続することで、より深みを増し、<br>大切なことを感じられるようになっていってくれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分の壁にぶつかった時、<br>技術やコツのアドバイスをもらい打ち込んだりすることに加えて、</p>



<p class="wp-block-paragraph">感覚を通して、身体の状態を知り、<br>自分の身体を信じて、身体に答えを出してもらう、</p>



<p class="wp-block-paragraph">ということも、選択肢として、あり、かもしれませんよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">好みのことではありますが、<br>身体を感覚することが、<br>クライミングをさらに楽しくする材料になれば幸いです。<br>たぶん、よりマニアックにはなっていくと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">良い身体づくりで、良い時間を過ごしていきましょう！</p>
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		<title>顔面神経麻痺　(facial nerve paralysis(palsy))</title>
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		<dc:creator><![CDATA[はりきゅうおおば]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 12 Nov 2024 10:25:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[病気や症状と施術のこと]]></category>
		<category><![CDATA[神経・脳・脊髄・感覚]]></category>
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					<description><![CDATA[目次 概要病状・症状治療弊院の鍼灸【病態】原因&#160;原因：末梢・中枢、片惻・両側での分類原因：疾患別疫学主な症状・病状麻痺味覚障害涙の減少。その影響による眼の乾燥。唾液の減少。音が響いて聞こえる。聴覚過敏。後遺症動 [&#8230;]]]></description>
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  <div id="toc" class="toc tnt-disc toc-center tnt-disc border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">概要</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">病状・症状</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">治療</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">弊院の鍼灸</a></li></ol></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">【病態】</a><ol><li><a href="#toc6" tabindex="0">原因&nbsp;</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">原因：末梢・中枢、片惻・両側での分類</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">原因：疾患別</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">疫学</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">主な症状・病状</a><ol><li><a href="#toc11" tabindex="0">麻痺</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">味覚障害</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">涙の減少。その影響による眼の乾燥。</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">唾液の減少。</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">音が響いて聞こえる。聴覚過敏。</a></li></ol></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">後遺症</a><ol><li><a href="#toc17" tabindex="0">動かそうと思ったところと違うところが同時に勝手に動いてしまう (病的共同運動)。</a></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">顔がこわばる (顔面拘縮)。</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">顔がピクピクする (痙攣)。</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">食事をする時に涙が出る (ワニの涙症候群)。</a></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">耳鳴りがする (アブミ骨筋性耳鳴)。</a></li></ol></li><li><a href="#toc22" tabindex="0">評価法</a><ol><li><a href="#toc23" tabindex="0">柳原法</a></li></ol></li></ol></li><li><a href="#toc24" tabindex="0">罹患頻度の多い顔面神経麻痺について</a><ol><li><a href="#toc25" tabindex="0">ベル麻痺　(末梢性顔面神経麻痺)</a></li><li><a href="#toc26" tabindex="0">ラムゼイ・ハント症候群　(末梢性顔面神経麻痺)</a></li><li><a href="#toc27" tabindex="0">外傷性顔面神経麻痺</a></li></ol></li><li><a href="#toc28" tabindex="0">治療</a><ol><li><a href="#toc29" tabindex="0">弊院の鍼灸</a></li></ol></li><li><a href="#toc30" tabindex="0">参考文献・ウェブサイト</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">概要</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">顔の筋肉が動かなくなる病気です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">病状・症状</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">何らかの原因で顔面神経が障害され、顔面神経に支配される筋肉が動かなくなり、表情が作れなくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">(運動)麻痺とは、筋肉を動かそうと意識しても筋肉が動かせない状態のことを言います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">左右どちらか片方に起こることが多いです。<br>両側性に起こるものもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">麻痺している側(麻痺側)の筋肉は動かず、緩み、<br>麻痺していない側(正常側)に引っ張られるため、<br>表情が、正常側の方へ偏ってしまいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">次に挙げる症状も、神経の障害の部位や度合い、麻痺の程度によって異なりますが、現れることがあります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li class="has-normal-font-size">おでこのシワが出なくなることがあります。<br>　　→(脳卒中や脳梗塞などで起こる麻痺(中枢性運動麻痺)では、おでこのシワは出たままです。)</li>



<li class="has-normal-font-size">味覚がわからなくなることがあります。</li>



<li class="has-normal-font-size">舌以外の感覚は正常にわかります。</li>



<li class="has-normal-font-size">涙が出にくくなることがあります。</li>



<li class="has-normal-font-size">唾液の出方が少なくなることがあります。</li>



<li class="has-normal-font-size">音が耳に響く、響いて聞こえることがあります。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">そのほか、神経の傷害のされ方(原因)によって、病名が変わったり、現れる症状に違いが出てきます。<br>詳細は【病態】以下の記事をご確認ください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">治療</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">治療の開始が、発症後、早ければ早いほど、治りやすいと言われています。<br>上記のような異常がある場合は、できるだけ急いで耳鼻咽喉科を受診されますことをお勧めします。<br>発症後、3日以内に治療を開始するのが望ましいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">薬による治療が多く、主にステロイド薬が用いられます。<br>ラムゼイ・ハント症候群の場合は抗ウィルス薬も用いられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経麻痺全体において、おおよそ2割ほどの方で、後遺症が残ってしまうと言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">薬での治療期間が終了しても残ってしまう症状(後遺症)については、状態やご本人の希望に応じて、手術で形成する選択肢が提案されることが多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病状の評価には、<br>柳原法という、表情筋の動きをパターン分けし、麻痺の程度を40点満点で評価する方法がよく用いられます。<br>(詳しくは、下記、【評価法】の項目をご覧ください。)</p>



<p class="wp-block-paragraph">リハビリや鍼灸は、エビデンスは十分ではありませんが、<br>麻痺や後遺症の改善を目的に行われ、効果を期待できます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">弊院の鍼灸</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">弊院の鍼灸では、<br>病状の円滑な回復、回復しにくい状況を回復する方向性に向けること、<br>後遺症が残らないこと、<br>を期待して施術を行っています。<br>効果は、個人の状況により異なりますが、<br>弊院の鍼灸をする、と、しない、とでは、<br>して頂いた方が、<br>より回復しやすくなるという印象を持っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際に施術を受けて頂いた方では、<br>後遺症が残らず、途中経過の症状も円滑に回復された方がおられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同門の鍼灸師の方からも、回復された方のご報告をお伺いしておりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">詳しくは、記事の後半の【弊院の鍼灸】もご覧ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どこまで回復するかわからず不安で、<br>回復の可能性を高くしたいとお考えの方はご相談ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">【病態】</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経麻痺は、何らかの原因で、顔面神経が傷害された病態の総称です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脳が傷害されて起こる、中枢性顔面神経麻痺と、<br>顔面神経が脳から外に出た部分が傷害されて起こる、末梢性顔面神経麻痺、<br>に分けられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経は、表情筋へ行く運動線維、<br>味覚線維、内臓遠心性分泌線維(副交感神経線維)を含むため、<br>顔面神経が傷害されると、運動麻痺、味覚障害、分泌異常(低下)が起こります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">原因&nbsp;</span></h3>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc7">原因：末梢・中枢、片惻・両側での分類</span></h4>



<table style="height: 190px; width: 0%; border-collapse: collapse;" border="1">
<tbody>
<tr style="height: 49px;">
<td style="width: 10.356327%; height: 96px; background-color: #d6e9ca; text-align: center; vertical-align: middle;" rowspan="2">末梢性</td>
<td style="width: 9.939269%; height: 49px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #ebffde;">片惻性　</td>
<td style="width: 57.115471%; height: 49px; text-align: left; vertical-align: top; background-color: #ebffde;">
<ul style="list-style-type: disc;">
<li><span style="font-size: 16px;">外傷・怪我・手術後</span></li>
<li><span style="text-decoration: underline;"><span style="font-size: 16px;">ベル麻痺 (Bell’s Palsy)</span></span></li>
<li><span style="text-decoration: underline;"><span style="font-size: 16px;">ラムゼイ・ハント症候群 (Ramsay Hunt Syndrome)</span></span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">腫瘍 (耳下腺腫瘍・小脳橋角部腫瘍)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">先天性 (生まれつきの理由で)</span><br><span style="font-size: 16px;">など</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 9.939269%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #e0ffcc;">両側性　</td>
<td style="width: 57.115471%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: top; background-color: #e0ffcc;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">ギランバレー症候群&nbsp;(Guillain-Barré Syndrome)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">感染症</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">サルコイドーシス</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">糖尿病</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">白血病</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">外傷</span><br><span style="font-size: 16px;">など</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 10.356327%; height: 94px; background-color: #cbe8ba; text-align: center; vertical-align: middle;" rowspan="2">中枢性</td>
<td style="width: 9.939269%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #ebffde;">片惻性</td>
<td style="width: 57.115471%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: top; background-color: #ebffde;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">脳血管障害</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">脳腫瘍</span><br><span style="font-size: 16px;">など</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 9.939269%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #e0ffcc;">両側性</td>
<td style="width: 57.115471%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: top; background-color: #e0ffcc;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">多発性硬化症</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">球麻痺・仮性球麻痺</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">パーキンソン病</span><br><span style="font-size: 16px;">など</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>&nbsp;</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc8">原因：疾患別</span></h4>



<table style="height: 700px; width: 100%; border-collapse: collapse;" border="1"><caption>　　　　　　顔面神経麻痺の原因 (顔面神経麻痺診療ガイドライン2023年版を参照し作成)</caption>
<tbody>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 13.366336%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #f8b862;"> </td>
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #f8b862;" colspan="2">分類</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #f8b862;">原因</td>
</tr>
<tr style="height: 86px;">
<td style="width: 13.366336%; height: 559px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #f7e2c6;" rowspan="11">末梢性</td>
<td style="width: 12.500001%; height: 86px; text-align: center; vertical-align: middle;" colspan="2">
<p>特発性</p>
</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 86px; text-align: left; vertical-align: middle;">
<ul>
<li><span style="text-decoration: underline;"><span style="font-size: 16px;">ベル麻痺 (Bell’s Palsy)</span></span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">反復・交代性麻痺</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 50px;">
<td style="width: 12.500001%; height: 50px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;" colspan="2">耳炎性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 50px; text-align: left; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">急性中耳炎</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">慢性中耳炎 (特に真珠腫性中耳炎)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">中耳結核</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">壊死性外耳道炎</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 11.262377%; height: 94px; text-align: center; vertical-align: middle;" rowspan="2">感染性</td>
<td style="width: 1.237624%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle;">ウィルス性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle;">
<ul>
<li><span style="text-decoration: underline;"><span style="font-size: 16px;">ベル麻痺 (Bell’s Palsy) (単純疱疹ウィルス : 単純ヘルペスウィルス)</span></span></li>
<li><span style="text-decoration: underline;"><span style="font-size: 16px;">ラムゼイ・ハント症候群 (Ramsay Hunt Syndrome) (帯状疱疹) (水痘帯状疱疹ウィルス)</span></span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">ポリオ (ポリオウィルス)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">伝染性単核球症 (Epstein-Barrウイルスなど)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">水痘 (水痘帯状疱疹ウィルス)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">流行性耳下腺炎 (おたふく風邪) (ムンプスウィルス)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">脳幹脳炎 (単純疱疹ウィルス : 単純ヘルペスウィルス、日本脳炎ウィルスなど)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">多発性神経炎 (さまざまなウィルス、細菌)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">HIV感染症 (ヒト免疫不全ウィルス : HIV)</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 1.237624%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;">細菌性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">髄膜炎 (細菌、ウイルス、真菌など)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">ハンセン病 (らい菌)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">破傷風 (破傷風菌)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">ジフテリア (ジフテリア菌)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">梅毒 (梅毒トレポネーマ : 細菌)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">ライム病 (Lyme Disease) (ボレリア : 細菌 :マダニ刺咬による)</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle;" colspan="2">外傷性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">側頭骨骨折</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">顔面外傷</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">周産期外傷</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;" colspan="2">
<p>医原性</p>
</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">小脳橋角部・内耳道内の手術</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">中耳手術</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">耳下腺手術</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">顎下腺手術</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle;" colspan="2">腫瘍性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">小脳角部腫瘍</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">顔面神経鞘腫</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">中耳癌</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">耳下腺腫瘍</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">白血病</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;" colspan="2">全身性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">糖尿病</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">サルコイドーシス (ヘールフォルト症候群 : Heerfordt Syndrome)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">重症筋無力症</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">多発血管炎性肉芽腫症 (ウェゲナー肉芽腫症 : Wegener&#8217;s Granulomatosis)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">甲状腺機能低下症</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">膠原病</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle;" colspan="2">神経疾患性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">多発性硬化症</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">筋萎縮性側索硬化症</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">ギラン・バレー症候群 (Guillain-Barré Syndrome)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">フィッシャー症候群 (Fisher Syndrome)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">球麻痺</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;" colspan="2">先天性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">サリドマイド症</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">トリーチャー・コリンズ症候群 (Treacher-Collins Syndrome) (顔面下顎形成不全)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">口角下制筋形成不全</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle;" colspan="2">その他</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">メルカーソン・ローゼンタール症候群 (Melkersson-Rosenthal Syndrome)</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 13.366336%; height: 94px; background-color: #f7cc94; text-align: center; vertical-align: middle;" rowspan="2">
<p><span style="font-family: inherit; font-size: inherit;">中枢性</span></p>
</td>
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;" colspan="2">脳血管障害性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle; background-color: #fbfaf5;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">脳出血</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">クモ膜下出血</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">脳梗塞</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">ワレンベルグ症候群 (Wallenberg Syndrome) (延髄外側症候群症候群)</span></li>
<li><span style="font-size: 16px;">ミヤール・ギュブレル症候群 (Millard-Gubler Syndrome)</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr style="height: 47px;">
<td style="width: 12.500001%; height: 47px; text-align: center; vertical-align: middle;" colspan="2">先天性</td>
<td style="width: 74.133663%; height: 47px; text-align: left; vertical-align: middle;">
<ul>
<li><span style="font-size: 16px;">メビウス症候群 (Möbius Syndrome) (橋延髄形成不全)</span></li>
</ul>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc9">疫学</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">毎年、約5万人の方、10万人あたり約50人が発症すると統計されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">原因別の割合は、<br>ベル麻痺 (Bell’s Palsy) 約60～70%<br>ラムゼイ・ハント症候群 (Ramsay Hunt Syndrome) 約10～20%<br>外傷性・手術関連 約9%<br>その他 約10%<br>と統計されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経麻痺のほとんどが、末梢神経性の顔面神経麻痺(70～90%)で、<br>残りの10～30%は、外傷性・手術関連とその他となっています。<br>適切な初期治療を行うことで、約8割の方が回復され、<br>約2割の方に後遺症が残るとされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際には、<br>すっきり元通りに治られる方もおられますが、<br>病院で、回復とされた方でも、少し顔の動きが以前通りではない、<br>ということはあるようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">いずれにせよ、早期治療、発症後3日以内に治療を開始されることが回復するために効果的と言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc10">主な症状・病状</span></h3>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc11">麻痺</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">顔の筋肉(表情筋)の運動麻痺(動かそうとしても動かせない状態)。</p>



<p class="wp-block-paragraph">傷害部位によって、麻痺の部位が異なります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">(上記 原因の表 をご参照ください)</p>



<p class="wp-block-paragraph">片側か、両側か、<br>の違いは、<br>顔面神経の障害部位が中枢か末梢か、<br>あるいは、<br>原因となる病気、<br>によって変わります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">部分的か、全体か、<br>は、<br>顔面神経の障害された部位と、<br>原因となる病気や傷害の程度<br>によって変わります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔の筋肉が全く動かせない状況を、顔面神経完全麻痺、<br>顔の筋肉が全く動かせないわけではないが動かせないところがある状態を、顔面神経不全麻痺、<br>と言います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">末梢神経性の顔面神経麻痺の場合、おでこ(額)のシワが作れません。<br>中枢神経性の顔面神経麻痺の場合、おでこ(額)にシワが作れます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔の感覚は、三叉神経が支配しているため、麻痺があっても、顔面神経だけの障害の場合、顔の知覚は障害されません。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc12">味覚障害</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">舌の前2/3の味覚を鼓索神経が、軟口蓋の味覚を大錐体神経がつかさどり、どちらの神経も、顔面神経から伸びている枝のため、味覚障害が起こります。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc13">涙の減少。その影響による眼の乾燥。</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経の枝である、大錐体神経 (涙腺、鼻腺、口蓋腺へ行く節前性分泌線維)に影響を受け、涙の分泌が低下します。その結果として、眼が乾燥しやすくなり、ドライアイの様相となります。(筋肉の麻痺の影響で目が閉じにくくなることも、眼の乾燥に拍車をかけることになります。)</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc14">唾液の減少。</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">鼓索神経 (舌2/3に分布する味覚線維と、顎下線、舌下腺、種々の舌腺へ行く節前性分泌繊維)が、影響を受け、涙や唾液の分泌低下が起こります。しかし、最大の唾液腺は、耳下腺で、顎下線と舌下腺の唾液が減っても、口が渇くことを実感し、訴えるほどの影響はないようです。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc15">音が響いて聞こえる。聴覚過敏。</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経の枝である、アブミ骨筋神経 (中耳のアブミ骨筋の運動を支配する)が影響を受け、音の振動を受ける時の伝達に影響が出て、音が響いて聞こえる場合があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アブミ骨筋は、過大な音を感じた時に収縮して、耳小骨の動きを止め、大きな振動が内耳に伝わるのを止める役割を持っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アブミ骨筋が麻痺の影響を受けることで、大きな音を調節できず、音が響いて聞こえるようになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">(余談ですが、アブミ骨筋は、筋膜に覆われていて単独で大きさを比較できる筋肉としては、体の中で最も小さい筋肉と言われています。)</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc16">後遺症</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経麻痺発症後、数週間～3ヶ月以降に発症し、1年間進行すると言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">神経や筋肉、関節などが、再生・回復するとともに変化を生じて起こる症状や、麻痺が残ることによる機能異常です。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc17">動かそうと思ったところと違うところが同時に勝手に動いてしまう (病的共同運動)。</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">口を動かした時に目が閉じる、目を閉じる時に頬がひきつれる、など様々です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経の、障害により受けた損傷から神経が再生していく時に、神経の経路が、通常とは違う経路に繋がってしまい起こると考えられています。例えば、口を動かす指令を出す神経が、瞼を動かす神経につながってしまった。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc18">顔がこわばる (顔面拘縮)。</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経が損傷から再生・回復する際に、神経線維がこれまでとは異なる状況にある中で、顔の筋肉を動かそうとした時など、神経に信号が伝達される状況になると、脳幹にある顔面神経の神経核が興奮状態となり、筋肉を緊張させる信号が出され、過剰に表情筋が緊張してしまい、こわばりが続いてしまう状況と考えられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">拘縮とは、本来、関節が固まってしまい動かせなくなった状態のことを言いますが、広義では、固くなる状況のことにも使われます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">筋肉が硬くなることを強直と言いますが、ここでは、拘縮という言葉が当てられています。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc19">顔がピクピクする (痙攣)。</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経の、障害により受けた損傷から神経が再生していく際に起こる神経過誤支配と、顔面神経の異常な興奮により、神経に普通とは異なる信号が紛れ、動かそうとしていない筋肉が動いてしまい、自分で動かそうとしていない筋肉に収縮が、勝手に起こってしまうと考えれれています。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc20">食事をする時に涙が出る (ワニの涙症候群)。</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経の、障害により受けた損傷から神経が再生していく時に、唾液腺につながる神経が、涙腺にもつながってしまうことによって起こると考えられています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この神経線維は副交感神経が含まれていて、食事の時、反射的に唾液腺に刺激がいき、唾液が出る働きが起こりますが、同時に涙腺にも刺激がいき、同様に、反射的に涙が出てしまう状況と考えられています。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc21">耳鳴りがする (アブミ骨筋性耳鳴)。</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経の、障害により受けた損傷から神経が再生していく際に誤った経路につながってしまう状況で、顔面神経から枝分かれするアブミ骨筋神経に誤った信号が流れる経路ができた場合、いずれかの表情筋を動かした際に、耳鳴りが起こると考えられています。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc22">評価法</span></h3>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc23">柳原法</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">40点法、とも言われます。</p>



<ol class="wp-block-list">
<li class="has-normal-font-size">安静時</li>



<li class="has-normal-font-size">額のしわ寄せ</li>



<li class="has-normal-font-size">軽い閉眼</li>



<li class="has-normal-font-size">強閉眼</li>



<li class="has-normal-font-size">片目つぶり</li>



<li class="has-normal-font-size">鼻翼を動かす</li>



<li class="has-normal-font-size">頬をふくらます</li>



<li class="has-normal-font-size">口笛</li>



<li class="has-normal-font-size">イーと歯を見せる</li>



<li class="has-normal-font-size">口をへの字に曲げる</li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">この、安静時と、安静時の左右対称性と顔面神経の各分枝を考慮した9種の表情運動において、<br>それぞれ、「ほぼ正常 (4点)｣、 ｢部分麻痺 (2点)」、｢高度麻痺 (0点)｣、 の3段階で評価します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">40点満点で、<br>10点以上を不全麻痺､ <br>8点以下を完全麻痺､ <br>あるいは、<br>20点以上を軽症､<br>18～10点を中等症、<br>8点以下を重症、<br>とします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">36点以上で、中等度以上の病的共同運動のないものを治癒と判定する、<br>とされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">評価の簡便さと､ 特別な機器なしに実施できる利便性から､日本では広く認知され利用されています｡</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc24">罹患頻度の多い顔面神経麻痺について</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc25">ベル麻痺　(末梢性顔面神経麻痺)</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経麻痺の中で、最も頻度が高く、全体の60～70％を占め、<br>毎年、10万人あたり20～40人の方が罹り、<br>50代女性の発症頻度が最も高いとされる病気です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">前駆症状なしに、急に発症します。<br>数日～10日間ほど進行し、その後徐々に回復します。<br>顔面神経麻痺以外に、主だった症状や所見を伴わないと言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">単純疱疹ウィルス (単純ヘルペスウィルス)が関与、もしくは、原因不明で起こるものを指します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">かつては、特発性顔面神経麻痺と呼ばれていました (特発性とは原因不明のものという意味です)。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ラムゼイ・ハント症候群は、水痘帯状疱疹ウィルスが原因するものですが、<br>難聴やめまい、耳介水疱・発赤を伴わない無疱疹性帯状疱疹の場合もあり、<br>臨床的には、ベル麻痺として扱われることも多いようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自然治癒率は約70%、早期ステロイド治療をすることで約95%の治癒率と言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">症状は、上記、症状・病状をご参照ください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc26">ラムゼイ・ハント症候群　(末梢性顔面神経麻痺)</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経麻痺の中で2番目に頻度が高く、全体の10～20%を占めます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">10万人あたり約5人の方が罹ると言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">水痘帯状疱疹ウィルスが原因する顔面神経麻痺です。これがベル麻痺との違いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ウィルスが活動する時に顔面神経を傷つける原因となり発症します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ラムゼイ・ハント症候群に特徴的な症状は、<br>肩こり・後頭部痛・耳の辺りの痛み(←これらは前駆症状としても起こる)、<br>耳鳴り、難聴、めまい、耳介の帯状疱疹などが挙げられています。<br>しかし、必ず現れるわけではないので、症状だけでベル麻痺と鑑別するのは難しいです。<br>そのほかの症状は、他の顔面神経麻痺と同じです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ベル麻痺は比較的治癒しやすいですが、<br>ラムゼイ・ハント症候群の治癒率は低く、<br>自然治癒率は30％、早期治療をしても60％、と言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">水痘帯状疱疹ウィルスは、水痘(みずほうそう)を発症するウィウルスで、<br>一度発症すると生涯、神経の中に潜むウィウルスです。<br>みずぼうそうを経験した方は、その時に免疫を獲得しますが、<br>免疫の働きが低下する等の時に、帯状疱疹が発症すると言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ラムゼイ・ハント症候群は、帯状疱疹により起こる顔面神経麻痺で、<br>一度発症すると、水痘帯状疱疹ウィルスに対する免疫が改めて強化されるので、<br>再発する可能性は低いとされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">症状は、上記、症状・病状をご参照ください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc27">外傷性顔面神経麻痺</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">ベル麻痺、ラムゼイ・ハント症候群に次いで多い疾患です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">原因は、交通事故や転落事故、労働災害、けんか、スポーツなどで、<br>顔面神経が直接傷害されたり、<br>頭部外傷による側頭骨骨折から発症します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">頭部の外傷の一部として、また、<br>頭部外傷により起こった病状の一つとして、<br>状態の把握と治療が行われます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">受傷直後から起こる即発性麻痺と、<br>受傷後24時間以上経過してから起こる遅発性麻痺に分けられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">即発性神経麻痺は、顔面神経が直接損傷を受けて起こるため、高度麻痺となりやすく、</p>



<p class="wp-block-paragraph">遅発性麻痺は、受傷後、顔面神経管内で、出血や浮腫などが起こり、間接的に顔面神経を障害するため、<br>即発性麻痺より経過は良好な場合が多いと言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、怪我や損傷の状況によって、麻痺の程度に違いがでます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">治癒率は約50%と言われています。<br>ベル麻痺やラムゼイ・ハント症候群より低いとされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">症状は、上記、症状・病状をご参照ください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc28">治療</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">発症から3日以内に治療を始めることが強く推奨されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自然治癒もしますが、治療をした方が明らかに成績が良く、後遺症が残る可能性も減ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">早期治療が必要な理由は、<br>時間と共に、長期間経ってしまうと神経の再生が止まってしまうため、<br>また、神経の炎症や障害などで、時間と共に神経自体の損傷が大きくなってしまうため、<br>神経が正しい方向に回復するため(過誤再生などの後遺症を防ぐ)など、<br>が挙げられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">基本的にはステロイド薬治療が選択されます。<br>ラムゼイ・ハント症候群の場合、抗ウィルス薬も処方されます。<br>外傷性または手術後の場合、神経の損傷に対する治療の後、ステロイド薬治療が行われます。<br>その他の場合、原因となっている病状に合わせて治療が行われます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">薬の効果が薄い、<br>もしくは、物理的に顔面神経の圧迫などが顕著な場合、<br>顔面神経が圧迫されない状況にするための手術療法も行われます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">後遺症に対しては、<br>リハビリやボトックス注射、形成外科的な手術などを選択肢として勧められることが多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">リハビリは、麻痺や病的共同運動の軽減を目的にして、<br>筋肉の緊張の調節や神経からの伝達が円滑になるように、<br>神経の信号伝達と筋肉の働きを再教育するための施術が行われます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ボトックス注射は、<br>A型ボツリヌス菌が産生するたんぱく質のボツリヌストキシンという毒素を注射し、<br>筋肉を動かす神経の働きを抑えることで、<br>筋肉のこわばり(顔面拘縮)や病的共同運動など、<br>筋肉の緊張が強くなっている後遺症に効果的と言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経麻痺の治療は、</p>



<p class="wp-block-paragraph">ステロイドや抗ウィルス薬による薬物治療<br>(薬物が効かず、検査で回復が難しいと考えられる場合は、手術療法)<br>↓<br>リハビリテーション<br>(治療が円滑に進むように、後遺症が残らないように、また、後遺症を軽減させたり回復させたりするために)<br>変化が見られにくい場合にはボトックス注射も選択肢となる<br>↓<br>後遺症が残る場合は、後遺症に対する手術療法</p>



<p class="wp-block-paragraph">という流れで組まれることが多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">リハビリについては、医学的なエビデンスとしては、十分な状況ではないことが示唆されていますが、<br>薬物治療の後は、積極的にリハビリを進められると思います。<br>エビデンスとして推奨されていなくても、後遺症が現状よりも良くなる可能性が高くなるためです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、<br>第一選択となることが多い薬物治療は有効であるという印象を持っています。<br>手術療法やボトックス注射は、状況によって適応が違うことがあり、主治医とよく相談されることが重要だと思います。<br>リハビリは、回復しやすくなることが考えられるのでする価値はあることだと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それら以外では、鍼灸も有効だと考えています。<br>リハビリ同様、エビデンスとしては有効性は立証されていませんが、<br>回復する可能性が高くなるという理解でいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">鍼灸もリハビリも、エビデンスとなる論文の不足も影響していると思いますが、</p>



<p class="wp-block-paragraph">現状でている論文を確認しますと、<br>全体においては有効性があるとは言えない印象ですが、鍼灸を受けることで、より改善しやすくなっている方がおられるという印象を持つようになりました。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc29">弊院の鍼灸</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">また、弊院では、<br>発症後、翌日すぐに耳鼻科に行き、ラムゼイハント症候群と診断され、<br>病院での治療と、弊院の鍼灸施術を併用され、<br>順調に回復されていかれた方がおられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">回復されるまでの間、<br>弊院の施術直後には、<br>表情筋の動きが、自覚できる程度で少し改善し、<br>こわばった感じもその場で和らぎました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">初めの12日間は、ほぼ毎日施術を行い、<br>味覚も回復し、口に含んだ水も漏れなくなり、口や頬のこわばりが減っていき、<br>表情筋の動く幅が、日毎に良くなっておられ、<br>12日間で80%ほど回復している、<br>その後、鍼灸施術は1〜2週間に1度受けられ、<br>発症後40日ほどで、柳原法で満点、<br>と主治医に言われるようになりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">満点が出ても、その後、耳や頬、鼻のあたりの違和感がありましたが、<br>施術を継続する中で減りつつあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同門の先輩方からも、数例、施術を受けにこられた方はほとんど改善されておられるとのお話を伺っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、リハビリ同様、顔面神経麻痺の治療の一環に、弊院の鍼灸を取り入れて頂くことで、<br>回復する可能性や、回復度合いの向上が期待できると考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">顔面神経麻痺でお困りの方、<br>治るかどうか不安な方、<br>しっかり治したいとお考えの方は、<br>是非ご相談ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">状況と何を選択していくべきかも考えた上で、<br>しっかりと施術をし、お力になれますよう尽力いたします。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">大場 健二 拝</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc30">参考文献・ウェブサイト</span></h2>



<ul class="wp-block-list">
<li>東京大学大学院医学系研究科 形成外科学分野　顔面神経麻痺　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://plastic.m.u-tokyo.ac.jp/clinical/807">https://plastic.m.u-tokyo.ac.jp/clinical/807<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会　顔面神経麻痺ってどんな病気？　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jibika.or.jp/owned/contents1.html">https://www.jibika.or.jp/owned/contents1.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>一般社団法人　日本頭蓋顎顔面外科学会　顔面神経麻痺　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jscmfs.org/general/disease13.html">https://www.jscmfs.org/general/disease13.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>看護roo!　顔面神経麻痺　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.kango-roo.com/learning/7650">https://www.kango-roo.com/learning/7650<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>「第120回日本耳鼻咽喉科学会総会教育セミナー」神経障害性味覚障害の病態　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/123/2/123_118/_pdf">https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/123/2/123_118/_pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>小泉医院遠絡医療　顔面神経麻痺　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://koizumi-enrac.tozaiikai.com/syojo/ganmen.html#iryojujisya">https://koizumi-enrac.tozaiikai.com/syojo/ganmen.html#iryojujisya<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>社会福祉法人 恩賜財団 済生会　顔面神経麻痺　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/facial_palsy">https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/facial_palsy<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>顔面神経麻痺後の病的共同運動の治療　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/116/12/116_1344/_pdf">https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/116/12/116_1344/_pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>岐阜大学 大学院 医学系研究科 脳神経内科学分野　「ワニの涙（Crocodile tears）」－その真偽と治療－　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.med.gifu-u.ac.jp/neurology/column/observation/20231129.html">https://www.med.gifu-u.ac.jp/neurology/column/observation/20231129.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>末梢性顔面神経麻痺後遺症によるワニの涙症状に対するボツリヌス毒素療法 (医療従事者向け)　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.keijinkai.com/teine/wpadmin/wp-content/uploads/2022/01/otolaryngology_11.pdf">https://www.keijinkai.com/teine/wpadmin/wp-content/uploads/2022/01/otolaryngology_11.pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>横浜市立大学附属病院　顔面神経麻痺―外科的治療とリハビリテーションについて―　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/depts/02_plastic_surgery.html">https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/depts/02_plastic_surgery.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>外科的治療により消失したアブミ骨筋性耳鳴の一例　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/otoljpn/26/5/26_664/_pdf/-char/ja">https://www.jstage.jst.go.jp/article/otoljpn/26/5/26_664/_pdf/-char/ja<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>専門医講習会テキストシリーズ　顔面神経麻痺　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/3/118_266/_pdf/-char/ja">https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/3/118_266/_pdf/-char/ja<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>日本耳鼻咽喉科学会会報　シンポジウム(7)　顔面神経麻痺の治療と後遺症への対応　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/122/4/122_416/_pdf">https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/122/4/122_416/_pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>国立感染症研究所　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2256-related-articles/related-articles-404/4016-dj404a.html">https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2256-related-articles/related-articles-404/4016-dj404a.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>顔面神経麻痺の診断と治療 2022 松井英男　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/ktsk/3/2/3_147/_pdf/-char/ja">https://www.jstage.jst.go.jp/article/ktsk/3/2/3_147/_pdf/-char/ja<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>顔面神経麻痺の診断と治療　2017　羽藤直人　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/120/1/120_58/_pdf/-char/ja">https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/120/1/120_58/_pdf/-char/ja<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>顔面神経麻痺の診断と治療　2012　村上信五氏　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/115/2/115_2_118/_pdf">https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/115/2/115_2_118/_pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>外傷性顔面神経麻痺の診断と治療　2019　山田 啓之　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/122/1/122_73/_pdf/-char/ja">https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/122/1/122_73/_pdf/-char/ja<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>抹消性顔面神経麻痺の診断と治療　1997　青柳 優　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibirin1925/90/5/90_5_602/_pdf/-char/ja">https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibirin1925/90/5/90_5_602/_pdf/-char/ja<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>顔面神経麻痺の評価 up-to-date　</li>



<li><a rel="noopener" target="_blank" href="https://jsfnr.org/assessment_term/docs/mahi_hyoka.pdf">https://jsfnr.org/assessment_term/docs/mahi_hyoka.pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>ネッター　解剖学アトラス</li>



<li>解剖学アトラス　第3版</li>



<li>顔面神経麻痺診療ガイドライン2023年版の一部</li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://harikyuoba.jp/post-3831/3831/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>腰部脊柱管狭窄症</title>
		<link>https://harikyuoba.jp/lumbar-spinal-canal-stenosis/1453/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[はりきゅうおおば]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Jul 2024 08:00:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[病気や症状と施術のこと]]></category>
		<category><![CDATA[頚・背中・腰]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://harikyuoba.jp/?p=1453</guid>

					<description><![CDATA[目次 概要病態原因原因が起こる理由好発年齢と性差と割合病院で行われる治療の一般事項保存療法手術療法治療に対する私の考えと施術に期待できること参考文献 概要 腰部脊柱管狭窄症は、 背骨(脊柱)の腰椎(腰の骨)部分にある、神 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[

  <div id="toc" class="toc tnt-disc toc-center tnt-disc border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">概要</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">病態</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">原因</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">原因が起こる理由</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">好発年齢と性差と割合</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">病院で行われる治療の一般事項</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">保存療法</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">手術療法</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">治療に対する私の考えと施術に期待できること</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">参考文献</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">概要</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">腰部脊柱管狭窄症は、</p>



<p class="wp-block-paragraph">背骨(脊柱)の腰椎(腰の骨)部分にある、神経が通るトンネル(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫され(押さえられ)たり、神経の血行が悪くなったりして、<br>・歩いていて足が動きにくく出にくくなるが休むと回復してまた歩ける(間歇跛行：かんけつはこう)<br>・下肢が痺れる<br>・下肢の感覚がわかりにくくなる<br>・下肢に力が思ったように入らなくなる<br>・腰下肢が痛んでくる<br>などの症状が現れる状態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">何かでギュッと、神経を縛られているような状況です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しゃがむ、椅子に腰掛けるなど、腰を丸める格好になると症状が和らぐ方が多いです。<br>神経の圧迫が解除される状況になるからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">反対に、腰を反る状況、歩いている、立ちっぱなし、などは、神経をより圧迫する姿勢になるため、症状が出てきたり、悪化することが多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腰痛は、腰の状態によって、出る方もいれば、出ない方もいます。<br>腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症など、さまざまな病態が関連して脊柱管狭窄症となることがあり、<br>その場合、腰や下肢に痛みが出ることがありますが、<br>腰部脊柱管狭窄症だけの病状の場合、痛みよりも神経の症状(上記の症状)が主に出てくることが多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">状態がきつい状況では歩けなくなる方もおられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しばしば、便通に関連する神経が押さえられると、おしっこやうんちの出が悪くなったり、自分で制御できない状況になることがあり、<br>早急な手術を勧められることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脊柱管が狭くなるのは、<br>骨・椎間板(背骨と背骨の間の軟骨)・靭帯などが厚くなったり、<br>何らかの理由で形が変わってしまうこと、が主な理由です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、<br>腰にかかる日々の負担で、徐々に骨や椎間板、靭帯などの厚みが増してきたり、形が変わってきた(退行変性)、<br>背骨の圧迫骨折で骨の形が変わった、<br>腰椎椎間板ヘルニアの影響や腰椎椎間板症などで、椎間板が神経の方へ出っ張ってきている、<br>靭帯や関節などが厚くなっている、<br>腰椎すべり症や側弯症などで背骨の配置が変わり、脊柱管が、水道のホースを潰したような格好になっている、<br>生まれ持って脊柱管が狭く、その上、上記のような状況がある、<br>嚢腫(中に水分が入っている袋)や腫瘍ができている、<br>など、様々です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病態は、急に起こるものも、徐々に起こるものもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">急に起こるものは、<br>腰椎椎間板ヘルニアや圧迫骨折骨折などで、急に形が変わった後から起こります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">徐々に起こるものは、<br>日々の刺激で骨・椎間板・靭帯・関節の袋などが変化して(退行変性)、<br>少しずつ脊柱管が狭くなり、神経や血行が耐えられなくなった時に症状が出てきます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">病態</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">脊柱(背骨)の腰椎において、<br>骨や軟骨、関節、靭帯などが、膨らんだり、変形したり、構造自体が狭くなるような要因がおこり、<br>脊柱管の中にある神経を圧迫し、神経の血行が妨げられることが主な病態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腰の骨は５つある方が多いですが、<br>４番目と５番目の間で起こることが多く、<br>次いで、３番目と４番目の間で多いことが確認されています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">原因</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">時間の経過による退行変性<br>背骨の骨と骨の間に神経を圧迫に関係するほどの不安定性がある<br>物理的な力によって構造が変わった<br>脊椎の病気の影響生まれつき脊柱管が細い<br>手術後の影響<br>などが挙げられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">退行変性については、椎間板症、椎間板ヘルニア、変性すべり症など、さまざまな病状に関連することですので、別のページ(準備中)でご説明いたします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">不安定性とは、背骨と背骨のつなぎ目の関節や軟骨などが傷み、弱り、支える力が少なくなり、<br>普通よりも大きく動いてしまうような状態であったり、グラグラしているような状態です。<br>構造が安定せず、脊柱管が圧迫されたりされなかったりして、神経や神経の血行に影響を与えてしまう可能性があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">外からの力や、自分の動きのせいで、物理的な力が背骨(脊柱)にかかり、<br>構造が崩れ、脊柱管が狭くなってしまうことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脊椎の病気の影響につきましては、腰椎椎間板症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎側弯症、<br>腰椎変性すべり症、変形性腰椎症、靭帯骨下症、腫瘍、など、<br>物理的に脊柱管が狭くってしまうような病気が影響します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">生まれつき脊柱管が狭い方もおられます。<br>物理的な問題ですので、通常の方よりも、神経が圧迫されやすいですが、狭窄症の方は、<br>狭い方の方が多いというわけではないと、私は認識しています。<br>狭いかどうかは、MRIを撮ってみてはじめてわかります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術によっては、術後しばらく年月が経ってから、神経を圧迫するようなリスクをきたすものもあるようです。腰椎固定術などは、固定した上下の部分で、椎間板や骨、関節などが痛む可能性があり、その部分が狭窄症を起こすこともあります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">原因が起こる理由</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">骨や軟骨、靭帯、関節などに、徐々に負担がかかり、傷つき修復される過程で形が変わっていくことが、腰部の脊柱管が狭窄することの主な理由です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">以前は、身体に負荷のかかる状況(肉体労働)の方に多いと言われていましたが、現代は座り仕事やあまり身体を動かさない方にも増えているようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じ姿勢や動きをしていると、同じところに負担がかかるため、というのが大きな理由です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">好発年齢と性差と割合</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">50歳以上の方に多く、女性より男性に多い、と言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">診断がつく状態の方がどの程度おられるのかは不明ですが、<br>年齢とともに割合が増え、<br>60代以降は10%、<br>70代では40%強、<br>とも言われています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">病院で行われる治療の一般事項</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">症状を和らげたり、神経が圧迫されている状況や、神経の血行を改善するための治療が行われます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">保存療法</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">薬では、しびれや痛みを和らげるもの、神経の血行を良くするものなどが主に処方されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">リハビリをされているところでは、<br>温める、電気を流して神経の症状を和らげる、などの物理療法や、<br>脊柱管を広げる姿勢を作っていくための運動療法などが処方されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">徒手療法も、症状を和らげるため、身体の動きをよくするため、治療の妨げの要因を除外するために処方されることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病院で鍼灸の選択肢がある場合、血行改善や、脊柱管が広がる姿勢を獲得しやすくするために筋肉を緩める、などの目的で処方される場合もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その他として、歩行が勧められます。<br>間欠跛行が出る場合、途中で休んで、症状が和らいだら再開する、という形で、<br>60分ほどの歩行を勧められることが多いと思います。<br>歩行により、姿勢や血行が良くなり、改善に有効とされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">保存療法では、病状によりますが、改善までに、数ヶ月を要する場合もありますし、年単位でかかったり、改善していくが取りきれないという場合もあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc8">手術療法</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">狭くなった脊柱管を、物理的に広げる手術を行います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">すべり症や他の病状が影響し、背骨や腰椎の構造を変えないといけない場合は、<br>構造を調節してから背骨を固定する固定術が行われることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病状や生活苦がどの程度の段階で手術をされるかは、個人個人の状況で様々です。<br>主治医の判断(現状どの程度の病状なのか、予後は良好なのかどうか、など) に加え、<br>ご自身の生活状況を合わせて、相談・検討されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">歩けない、<br>麻痺(力を入れようとしても入らない)や、知覚鈍麻(皮膚に触れてもその感覚が分かりにくい)、<br>便通が自分で調節できない(意思に関わらずでてしまう、または、でない。)、<br>など、日常生活に差し障りが出る状況の場合は、<br>早急に手術を勧められることが多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術をして改善する症状は、すっきりされる方もおられれば、いくらかしびれなどの症状の残る方もおられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術前の病態や神経の状態、どれだけ長く患っていたか、などによって、期待される成果がかわることがあります。<br>私の印象ですが、手術がうまくいき、狭窄がきちんと改善されている場合、ほとんどの状況で、主な症状の間欠跛行は改善している印象です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術は主治医の方とよくよくご相談されて納得の上臨んでください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">治療に対する私の考えと施術に期待できること</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">脊柱管狭窄症は、神経が通るトンネルが、物理的に圧迫されている状況です。<br>それが改善するためには、物理的に、圧迫されていない状況になることが最も根本的な解決策だと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">姿勢によって改善できる状況もあり、運動療法はとても効果的な治療と認識しています。<br>病状は自己判断されないことをお勧めします。<br>脊柱管狭窄症は、他の病状と合わさって起こる場合も多いです。<br>また状況によっては手術が必要な場合もあります。<br>医師に診察してもらい、状況に合わせて考えられた運動療法を処方して頂くのが最善と考えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ほっておいて自然と改善する場合はまだ良いのですが、<br>良くないのは、脊柱管が狭くなるのが進行することです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しばらくしても改善していかない、以前より症状がきつくなっていく、歩きにくくなってきた、<br>病院の診断から今後悪化することが予測される、などの状況です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しっかり診てもらえ、運動療法の相談をできる医院に、わたなべ整形外科、があります。<br>他の医師よりも緻密に診察され前向きな治療を考えてくださいます。<br>私が前職でお世話になった医院ですが、<br>贔屓をしてお伝えしているのではなく、客観的に考えて私が責任を持ってお勧めできる医院です。<br>時間は必要ですが、リハビリで効果をあげておられる医院です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の行う鍼灸がどれだけ影響することができるか</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の鍼灸施術を受けた方では、しびれや間欠跛行、痛みの症状が和らいだ方がおられます。<br>軽度の方では、一度の施術で、歩いている時にでる足のしびれ痛みが出なくなった方もおられますし、<br>重度の方では、数週間から数ヶ月で症状の緩和がみられました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、施術をすると数日は具合が良いが、しばらくすると戻る、<br>施術後しばらく続けてもなかなか変化がみられない、という方もおられました。<br>病状やその方の身体の状況(他に具合の悪いところがあるなど)にもよることと受け止めています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">鍼灸施術によって改善する理由は、<br>血行が良くなったり、筋肉が緩んで姿勢を作りやすくなったり、患部の炎症などが適度に改善されたり、<br>身体が具合の良くないところを良くしようと調節がしやすくなっていったこと、<br>などが理由と考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日常生活に差し障りがあり、病院で手術するかどうか、といわれ、保存療法の治療を受け、さらに私の施術をしても効果が見られにくい場合は、手術を前向きに検討されることをお勧めしています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術後に何か症状が残る場合は、私の施術を受けて頂くと、回復しやすい場合があります。<br>前職のわたなべ整形外科では、手術後に症状が残られている方に、運動療法に併用して鍼灸施術をし、回復へのお力添えささせて頂きました。<br>物理的な原因が取り除かれた状態で、西洋医学的にみて、原因がない状況は、身体の働きに問題があることが多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の施術は、その身体の回復しようという働きがうまくいくようになることを目的にしていますので、効果が得られやすいと感じています。<br>私の施術を受けて頂くことで、状況としてわかることが増え、今後どうしていくかの検討材料としてもお役に立てると考えております。</p>



<p class="wp-block-paragraph">脊柱管狭窄症と診断され、より効果的に治療を進めたい、治療をしていてももう一つ効果が出にくい、など思われましたら是非、ご連絡・ご相談ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">より良い方向へ向かえますようお力添えいたします。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">文責：大場 健二</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">【はりきゅうおおば】京都市 中京区 二条駅近く 回復を目指す鍼灸院<br>体調不良・病気・怪我を良くしたいとお考えのあなたへ</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">参考文献</span></h2>



<ul class="wp-block-list">
<li>標準整形外科学 (書籍)</li>



<li>わたなべ整形外科　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.watanabeseikei.com/page/skyosaku_02">https://www.watanabeseikei.com/page/skyosaku_02<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>日本整形外科学会　脊柱管狭窄症パンフレット　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.joa.or.jp/public/publication/pdf/joa_008.pdf">https://www.joa.or.jp/public/publication/pdf/joa_008.pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>脊柱管狭窄症ガイドライン2021 日本整形外科学会 日本脊椎脊髄病学会　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://minds.jcqhc.or.jp/common/wp-content/plugins/pdfjs-viewer-shortcode/pdfjs/web/viewer.php?file=https://minds.jcqhc.or.jp/common/summary/pdf/c00646.pdf&amp;dButton=false&amp;pButton=false&amp;oButton=false&amp;sButton=true#zoom=auto&amp;pagemode=none&amp;_wpnonce=3b871a512b">https://minds.jcqhc.or.jp/common/wp-content/plugins/pdfjs-viewer-shortcode/pdfjs/web/viewer.php?file=https://minds.jcqhc.or.jp/common/summary/pdf/c00646.pdf&amp;dButton=false&amp;pButton=false&amp;oButton=false&amp;sButton=true#zoom=auto&amp;pagemode=none&amp;_wpnonce=3b871a512b<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>アトピー性皮膚炎　(Atopic Dermatitis, 一般的には Eczema : 湿疹 )　</title>
		<link>https://harikyuoba.jp/atopic-dermatitis/3103/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[はりきゅうおおば]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 19 Mar 2024 06:17:59 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[病気や症状と施術のこと]]></category>
		<category><![CDATA[皮膚・爪]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://harikyuoba.jp/?p=3103</guid>

					<description><![CDATA[目次 はじめに概要アトピーの語源【アトピー性皮膚炎の診断基準】　日本皮膚科学会のガイドラインから引用抜粋治療に対する私の考え私の鍼灸施術で期待できること付記：治療一般のこと　日本皮膚科学会ガイドラインより治療の最終目標( [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[

  <div id="toc" class="toc tnt-disc toc-center tnt-disc border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">はじめに</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">概要</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">アトピーの語源</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">【アトピー性皮膚炎の診断基準】　日本皮膚科学会のガイドラインから引用抜粋</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">治療に対する私の考え</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">私の鍼灸施術で期待できること</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">付記：治療一般のこと　日本皮膚科学会ガイドラインより</a><ol><li><a href="#toc8" tabindex="0">治療の最終目標(ゴール)は，</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">治療方法は、</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">抗炎症外用薬：炎症を十分に抑えるための塗り薬</a><ol><li><a href="#toc11" tabindex="0">ステロイド外用薬</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">タクロリムス軟膏</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">デルゴシチニブ軟膏</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">非ステロイド性抗炎症薬 (Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs : NSAIDs)</a></li></ol></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">プロアクティブ療法</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">抗ヒスタミン薬</a></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">シクロスポリン</a></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">ステロイド内服薬</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">漢方薬</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">バリシチニブ</a></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">デュピルマブ</a></li><li><a href="#toc22" tabindex="0">妊娠中・授乳中</a></li></ol></li><li><a href="#toc23" tabindex="0">スキンケア</a><ol><li><a href="#toc24" tabindex="0">保湿外用薬</a></li><li><a href="#toc25" tabindex="0">入浴・シャワー・洗浄</a></li></ol></li><li><a href="#toc26" tabindex="0">悪化因子の検索と対策</a><ol><li><a href="#toc27" tabindex="0">日常的な刺激</a></li><li><a href="#toc28" tabindex="0">接触アレルギー</a></li><li><a href="#toc29" tabindex="0">食物</a></li><li><a href="#toc30" tabindex="0">吸入アレルゲン</a></li><li><a href="#toc31" tabindex="0">紫外線療法</a></li></ol></li></ol></li><li><a href="#toc32" tabindex="0">最後に</a></li><li><a href="#toc33" tabindex="0">参考文献、サイト</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">はじめに</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">できるだけわかりやすくを心がけましたが、難しく、わかりにくい部分もあるかと思います。<br>しかし、何か糸口を掴んで頂ければ、と思い、詳しく書きました。<br>ご参考になりましたら幸いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">(インターネット上の情報も参考にしました。<br>その中から、できるだけ正確な情報を得るよう気をつけましたが、<br>確証を得られない部分もありましたので、<br>当サイトの情報をご利用になる場合は、不確定な部分を含むことにご注意ください。)</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">概要</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎とは、</p>



<p class="wp-block-paragraph">皮膚の炎症があり、かゆみや湿疹を繰り返す状態のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">湿疹とは、一般的には、皮膚に出ている何かしらの症状を指していうこともありますが、<br>医学的には、皮膚の炎症(皮膚炎)が引き起こす様々な皮膚の症状のことをいいます。<br>赤み、かさぶた、小さな水疱、ぶつぶつ、かゆみ、がさがさ、などです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一般に、乳幼児・小児期(生後～14～17歳頃)に発症し、<br>年齢を重ねるごとに治る方もおられますが、<br>成人以降も継続する場合もありますし、成人してから発症することもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">平成26年 (2014年) の厚生労働省の統計では、<br>アトピー性皮膚炎の方は、推計456,000人とされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">推計を、どのようにしているのかは不明です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これに基づくと、2014年の日本人口(1億2727万人)の約4%の方、<br>100人に約4名の方がアトピー性皮膚炎の方となります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">時間と共に良くなって症状が出なくなるような軽症の状態から、<br>身動きするのも大変でなかなか治らない重症な状態まで、<br>重症度は様々です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">完治となる方もおられれば、長年治らず治療を継続される方もおられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">次に、病態理解に関連する内容を掘り下げていきます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">アトピーの語源</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">日常的に、アトピーというと、アトピー性皮膚炎のことを指していますが、</p>



<p class="wp-block-paragraph">アトピーという言葉はどんな意味なのでしょう？</p>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎を理解するのに、言葉の意味とその言葉になった経緯も必要な知識と思いますので、ここに述べてみます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー atopy、という言葉は、<br>語源辞典には、<br>ギリシャ語の&nbsp;<br>【atopos (奇妙なこと、異常)】<br>と、<br>【atopos】の由来となる、【atopia (場違いな、捉えどころのない)】&nbsp;<br>という言葉に由来する【造語】、<br>と・・に記載されているそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">言葉が出てきた経緯としては、</p>



<p class="wp-block-paragraph">1923年 Arthur Fernandez Coca (免疫学者) と Robert Anderson Cooke (免疫学者・医師) が最初に用いた言葉、と言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先天性過敏症、遺伝や生まれつき過敏症を起こしやすい体質やそれに基づく病気、という内容で、<br>当時、アレルギーの遺伝の要素 に加え、種々のストレスによって免疫・自律神経・内分泌の異常を生じやすい、<br>という、「体の状況+心の状況」を表した言葉だそうです。<br>皮膚炎は含まれておらず、体質のことを指す言葉でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎(Atopic dermatitis) という言葉は、</p>



<p class="wp-block-paragraph">1933年に、Marion Sulzberger が、医学用語として、アトピーと皮膚炎を結びつけて使用したことが最初とされているようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、現在、英語圏では一般的に、<br>アトピー性皮膚炎 (Atopic dermatitis) という言葉をあまり使わず、<br>湿疹 (eczema) と表現することの方が通常だそうです。<br>診断名としてアトピー性皮膚炎(Atopic dermatitis)は使われていますが、<br>医師も湿疹 (eczema)を使うことが多いようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その理由を調べたことからの私の推測ですが、<br>世界アレルギー機構 (WAO : World Allergy Organization) では、<br>アトピー体質における湿疹は、( アトピー性皮膚炎とは呼ばずに、) アトピー性湿疹と呼ぶべき、<br>という見解があり、それが医療の共通認識として理解されているからなのか、<br>と思いました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">日本では、1994年に、日本皮膚科学会によって、<br>「アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰返す、掻痒(そうよう)のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」<br>と定義され、医療の共通認識として、現在に至ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー素因とは、上述のアトピー体質のことですが、<br>詳細を、日本皮膚科学会のガイドラインから抜粋します。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">アトピー素因:<br>1.　家族歴・既往歴　(気管支喘息，アレルギー 性鼻炎・結膜炎，アトピー性皮膚炎のうちいずれか，あるい は複数の疾患)</p>



<p class="wp-block-paragraph">または</p>



<p class="wp-block-paragraph">2.　IgE 抗体を産生し易い素因</p>
<cite>日本皮膚科学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/131/13/131_2691/_pdf">https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/131/13/131_2691/_pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></cite></blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">とあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">家族歴とは、ご家族の方が経験されたことがある病気や、お持ちの病気の因子などのことです。<br>既往歴とは、ご自身がこれまで診断されたり、経験された病気のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">IgE ( アイ ジー イー : immunoglobulin E : 免疫グロブリン E の略 )とは、<br>免疫細胞(リンパ細胞であるB細胞)が作り出すタンパク質で、抗体のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">抗体は、身体にとって異物(細菌やウィルス、アレルゲン、その他)である抗原と結びつき、固め、<br>マクロファージやその他食細胞が貪食(どんしょく: 自分の細胞内に取り込むこと )できる状況にします。<br>貪食したマクロファージや食細胞は体外に排出されるなどの処理をされます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">抗体ががなければ、免疫の異物排除の反応が起こりません。<br>数種類(主なものに、IgG、IgM、IgA、IgD、IgE)あり、それぞれ身体の各所に分布しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">上記アトピー素因の項目を簡潔にまとめると、</p>



<p class="wp-block-paragraph">1は、<br>ご家族や、ご自身が、これまでに、<br>気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎のうち、<br>いずれか、あるいは、いくつか、を経験されたことがあるかどうか、<br>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2 は、<br>なんらかの理由で、IgE が、作られやすい、たくさん作られてしまう、状況にある、ということです。<br>IgEの量は、血液検査によって調べられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">次に診断基準ですが、小難しいので、読みにくい方は、<span class="luxe-hilight-orange">ラインマーカー</span>の部分だけをご確認し次へ読み進めてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">【アトピー性皮膚炎の診断基準】　日本皮膚科学会のガイドラインから引用抜粋</span></h2>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p class="wp-block-paragraph">1. <span class="luxe-hilight-green"><span class="luxe-hilight-orange">掻痒 (そうよう)</span></span></p>



<p class="wp-block-paragraph">2. <span class="luxe-hilight-orange">特徴的皮疹と分布</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">（1）皮疹は湿疹病変<br>・急性病変：紅斑、浸潤性紅斑、丘疹、漿液性丘疹、鱗屑、痂皮<br>・慢性病変：浸潤性紅斑・苔癬化病変、痒疹、鱗屑、痂皮</p>



<p class="wp-block-paragraph">（2）分布<br>・左右対側性　好発部位：前額、眼囲、口囲・口唇、耳介周囲、頸部、四肢関節部、体幹<br>・参考となる年齢による特徴<br>　　　- 乳児期：頭、顔にはじまりしばしば体幹、四肢に下降。<br>　　　- 幼小児期：頸部、四肢屈曲部の病変。<br>　　　- 思春期・成人期：上半身（顔、頸、胸、背）に皮疹が強い傾向。</p>



<p class="wp-block-paragraph">3. <span class="luxe-hilight-orange">慢性・反復性経過（しばしば新旧の皮疹が混在する）</span>：<br>乳児では2ヵ月以上、その他では6ヵ月以上を慢性とする。&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="luxe-hilight-orange">上記1、2、および3の項目を満たすものを、症状の軽重を問わずアトピー性皮膚炎と診断する。</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">そのほかは急性あるいは慢性の湿疹とし、年齢や経過を参考にして診断する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【除外すべき診断】（合併することはある）<br>接触皮膚炎<br>脂漏性皮膚炎<br>単純性痒疹<br>疥癬<br>汗疹<br>魚鱗癬<br>皮脂欠乏性湿疹<br>手湿疹（アトピー性皮膚炎以外の手湿疹を除外するため）<br>皮膚リンパ腫<br>乾癬<br>免疫不全による疾患<br>膠原病（SLE、皮膚筋炎）<br>ネザートン症候群</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<span class="luxe-hilight-orange">診断の参考項目</span>】<br>家族歴（気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎）<br>合併症（気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎）<br>毛孔一致性丘疹による鳥肌様皮膚<br>血清IgE値の上昇</p>



<p class="wp-block-paragraph">【臨床型（幼小児期以降）】<br>四肢屈側型<br>四肢伸側型<br>小児乾燥型<br>頭・頸・上胸・背型、痒疹型<br>全身型<br>これらが混在する症例も多い</p>



<p class="wp-block-paragraph">【重要な合併症】<br>眼症状（白内障、網膜剥離など）：とくに顔面の重症例<br>カポジー水痘様発疹症<br>伝染性軟属腫<br>伝染性膿痂疹</p>
<cite>日本皮膚科学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/131/13/131_2691/_pdf">https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/131/13/131_2691/_pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></cite></blockquote>



<p class="wp-block-paragraph">です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">診断は、これらの条件と、個人の状況を、<br>医師が診察し、その結果を総合的に判断して行われます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">治療に対する私の考え</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">お伝えしたかったのは、</p>



<p class="wp-block-paragraph">診断項目に、アレルギーが必須ではなく、<br>アレルギー・免疫に関連することは、<br>診断の参考項目として挙げられているということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎は、アレルギーの影響を受ける人が多数なので、アレルギーの病気だと認識されがちですが、<br>アレルギー性皮膚炎、という病名でないのは、<br>病態が単にアレルギーだけが原因ではない、<br>「奇妙な、とらえどころのない」皮膚炎ということを表しているのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">根本的な原因はわかっていません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、アレルギーに関連することが、症状を悪化させることが多いことも事実で、<br>アレルゲンを特定することが、治療上、重要な場合は多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、原因に近いところで、<br>最近の研究では、アトピー性皮膚炎になった方は、皮膚のバリア機能が低下していることが基にあることが解明され、<br>皮膚バリア機能低下、遺伝的素因、アレルギー刺激、ストレスが、<br>主に影響する病気だと認識されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">皮膚バリア機能とは、<br>皮膚が、<br>外からの物質や刺激などから身体を守る機能や、<br>身体の中の水分などが蒸発したり漏れたりするのを防ぎ潤いを保つなどの機能のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">遺伝的要素は血縁の方の状況で知ることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アレルギー刺激は、アレルゲンを調べることと、日常で影響していそうなものを調べることで、知ることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ストレスは、ややあいまいですが、身体や心にかかる負担ということで知ることができると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">皮膚バリア機能はなぜ低下するのでしょうか。<br>乾燥したり、<br>物理的な刺激で皮膚が傷ついたり、<br>紫外線の刺激に影響されたり、<br>アレルゲンなどに免疫が過剰反応して炎症が強くなったり、<br>それ以外にも皮膚に負担がかかることで影響が出ると考えられていますが、<br>これらの刺激に対し、身体が反応し、もしくは耐えられず、<br>皮膚バリアを保てない状況になってしまうと考えられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、<br>素朴な疑問として、<br>皮膚に刺激を受けたときに、<br>健常な方とアトピー性皮膚炎の方で、<br>湿疹が出ない、湿疹が出る、<br>の違いがあるのはなぜなのでしょうか。<br><br>上記の理由では、アトピー性皮膚炎でない方でも起こる可能性はあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">刺激を受けた時の身体の起こす反応が、なぜアトピー性皮膚炎の方だけ酷くなるのか、という疑問の答えは見つけられませんでした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、皮膚バリアを保とうとしているのは、身体そのもので、<br>自然治癒という働きが皮膚バリアを保たせているとも言えると考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">目線を広くすると、自然治癒が何かしらの影響を受けて、正常に働いていない可能性があると考えられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここに、アトピー性皮膚炎の治療の、重要な要素があるのではないかと私は考えています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">私の鍼灸施術で期待できること</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">私の施術は、自然治癒という、身体自体の働きがうまくいくようにすることが目的です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体のどこかに問題がある場合、身体は異常な信号を出し、自然治癒の働きを正そうとします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自然治癒が良い方向へ向いて働いてくれることで、<br>そのバリア機能が通常の働きをしてくれるようになる可能性があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、これまでの施術経験と見聞きしたことから、効果の出方には個人差が大きいと認識しています。<br>病状の強い弱いと効果の間には、ある程度、比例のような関係性はありますが、それだけでは測りきれない印象です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私自身、皮膚は乾燥することが多く、小さい頃から、夏場になると、<br>肘の内側や膝の裏側、頚まわりや手足など、かゆみと湿疹がでて、<br>昔、皮膚科でアトピー性皮膚炎と診断されたことがありました。<br>数年前には、別の皮膚科では、乾燥による痒みだ、とも言われました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">診断こそ違いますが、どちらにせよ、いわゆる皮膚バリア機能が低下、<br>もしくは、補いきれない何か、があるのだと思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですので、自分自身にも施術をしています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">頻度はその時の生活状況によりまちまちですが、<br>定期的に続けていると、痒みや湿疹はでていても、きつくならないです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">湿疹ができる範囲が少なくなったり、ひどくなりにくかったり、寝ている時に勝手に掻いてしまうことや、痒くて身体や頭ががワーっとなることの頻度が減ったり、などです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎の方への施術経験では、<br>施術をしているその場で赤みが引いて行ったり、<br>かゆみがおさまりやすくなったり、<br>皮膚が綺麗になってきたり、<br>皮膚の状況やや痒みの影響などで硬くなってしまっている身体が和らいで楽になってきたり、<br>呼吸がしやすくなったり、<br>その場では変化は見られないが、施術後、しばらくの間は症状が楽であった、<br>などの効果が見られることがありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どのくらいの期間持続するかは、個人差があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私自身のことにしてもそうですが、それが治って出てこなくなるという状況ではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、ほとんど気にならなくなる方もおられるようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自然治癒が大いに関連していると考えられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病院で治療をされる方が多いと思いますが、<br>私の鍼灸施術を併用されることで、<br>病院の治療だけよりも調子の良い状態でいられる、<br>ということは言えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">目指すところは、治療をしなくても症状が出てこない状態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">途中経過としては、具合の波があるので、病院での治療をしながらでも、鍼灸施術をしながらでも、きつい症状が出たり、調子が良かったり、を繰り返し、その波の高さが小さくなっていくことを期待して鍼灸施術ををしています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-dots"/>



<p class="wp-block-paragraph">また、病院の治療で、ステロイド薬を使うかどうか、で悩まれる方もおられると思います。<br>いろいろな考えがあり、使うのに抵抗を感じる方も少なくないと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は、ステロイド薬を含め、薬は本当に必要な時に使うのが良いと考えています。<br>本当に必要な時とは、<br>つらくて耐えられない、<br>命に関わる、<br>継続していないと悪化していってしまう、<br>などの状況です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎では、必要な時というのはどんな状況か、<br>きついアトピー性皮膚炎の方からお伺いしたことが、私の今の考えに大きく影響しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ある治療だけ、とするより、きついときはステロイド薬を使った方がいい。でないと心が折れちゃう。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">耐え難い場合、心が、気持ちが持たなかったら、一番つらいことと思います。<br>身体と心が希望を持ってできる方向性を考えてされるのが良いと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ステロイド薬に関しては、医師の間でも賛否両論という印象を持っています。<br>薬は、医師の処方に従って使用されるのが良いと思いますが、<br>ご自身のお考えがある時、お薬の特徴をよく知った上でお考えになるのが良いと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">おそらく、ステロイド薬も、症状が出ている間はずっと、と、長期的に処方されることがあると思います。<br>病状と薬の特徴から、そのような使い方が導き出されて処方されます。<br>一時的にでは、ぶり返したりするので症状が出なくなるまで継続した方が良い、ということだと思っています。<br>症状が減っている間に、身体が回復してくれることを期待してのことと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでは、身体が回復してこなければやめられないのでしょうか、、、。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病院の治療としては継続する方向で処方されることが多いと思います。<br>なので、薬を使うことで、続けていて身体に影響がないかどうかが心配になる方も多く、<br>薬に代わる治療を探されるのだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">大変な状況と思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ステロイド薬は、急に止めるとリバウンドする場合があると言われています。<br>長期的にステロイドを使用し、身体がステロイドに依存している状況の場合はなりやすいようです。<br>が、この副作用やリバウンドも、出る方、出ない方、個人差があるようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今、この記事を読んでくださっている方は、アトピー性皮膚炎の治療の経験のある方が多いと思いますので、<br>薬のことに関して、実感的には、私よりもお詳しいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">長期期間、治療をされておられる方で、お薬の知識や病状のことなどお詳しい方もおられると思いますが、<br>知識に当てはめることも大切かもしれませんが、<br>実感を、実体験が最も正直な結果ですので、<br>知識と実感を合わせてお考えになることが大切なことだと私は思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">長期的に使われることも、<br>必要な時に短期的に使われることも、<br>人によって、状況によって違いがあるので、一概に良し悪しは言えません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、ステロイド以外の薬でも、<br>副作用が懸念されるものが何種類かあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">薬の用法用量がきちんと決められているのは、効果と副作用の調節が必要だからです。<br>薬を処方される主治医とよくご相談してご使用ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">(最後の項目に治療薬のことについて、ガイドラインに記載されていることをご紹介します。)</p>



<p class="wp-block-paragraph">薬の効果とリスクの間で、お悩みになられることと思います。<br>つまるところ、</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分自身にとって何が大切なことなのか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これが一番大切なことだと私は想っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">きっちり病院の治療で薬を使って治すんだ！<br>薬でも、漢方で治すんだ！<br>病院の治療と、他の良い治療を併用して治すんだ！<br>できるだけ自然に則した治療で治すんだ！<br>生活習慣や食事に気をつけ体質改善して治すんだ！<br>治療はせず自分の身体を信じて治すんだ！<br>特に治療に対する考えはなく、治ってくれればそれでいいんだ！<br>この場面だけは何をしても乗り切りたい！<br>・<br>・<br>・<br>などなど、人それぞれの考えがあると思います。<br>考えがなければいけないわけではありませんし、悪いわけではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎の治療で、その時に、どうしたら良くなるのか、と悩むことがあった時に、<br>ご自分の気持ちや思いが一番大切になると思うのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">本当に良い治療は何か、と聞かれると、<br>ご自身のご意向も含まれると考えているため、私は、一概にはお答えできません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、お伝えできることがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の鍼灸施術は、<br>アトピー性皮膚炎の治療に、<br>身体の土台の治療に、<br>症状を和らげ、身体が症状を出さないような状況にしていくために、<br>有効と実感しており、お薦めすることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の鍼灸施術を受けられる場合、<br>病院での治療を辞められる必要はありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">併用されることで、不足部分を補いながら、相乗効果を期待した治療をすることができます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ご自身のアトピー性皮膚炎の治療に、<br>鍼灸という選択肢もあるということを知って頂ければ、<br>治療の検討材料としてお役に立つことができれば、<br>嬉しく思います。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">大場健二</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">【はりきゅうおおば】京都市 中京区 二条駅近く の 鍼灸院<br>体調不良・病気・怪我を良くしたいとお考えのあなたへ</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">付記：治療一般のこと　日本皮膚科学会ガイドラインより</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">日本皮膚科学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021の記載をできるだけ、わかりやすく、と思い、ガイドラインの意図を損なわないように、私の理解を交えて書いています。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc8">治療の最終目標(ゴール)は，</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">症状がないか，あっても軽微で，日常生活に支障がなく，薬物療法もあまり必要としない状態に到達し，それを維持することである.</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、このレベルに到達しない場合でも，<br>症状が軽微ないし軽度で，日常生活に支障をきたすような急な悪化がおこらない状態を維持することを目標とする.</p>



<p class="wp-block-paragraph">とあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc9">治療方法は、</span></h3>



<ol class="wp-block-list">
<li>薬物療法</li>



<li>皮膚の外用療法・スキンケア</li>



<li>悪化因子の対策</li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">が挙げられ、多くの病院で基本治療とされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、原因に近いところで、<br>最近の研究で、アトピー性皮膚炎になった方は、<br>皮膚のバリア機能が低下していることが基にあることが解明され、<br>皮膚バリア機能低下、遺伝的素因、アレルギー刺激、ストレスが主に影響する病気だと認識されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">皮膚バリア機能を正常化し、悪化する要素を極力減らすのが治療方針の要になっています。<br>・薬物療法は、炎症や痒み他の症状を抑え、繰り返さないように調節し、その間に身体が自然治癒で正常化するのを期待します。<br>・正常化するのが難しい状況でも、日常生活が差し障りなくできるようになることを期待して行われます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">近年、新たな薬が承認され、以前よりもより効果的に寛解(症状がおさまる状況)させることができる様になってきていると理解しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どの薬を使用するかは、あなたの状況を診た主治医の判断で処方されます。<br>加えて、用法用量や副作用、使用期間などに気をつけないといけないものもありますので、<br>不安なことやわかりにくいことは、主治医にしっかりご相談・ご確認の上、<br>その薬をご使用されるかどうかを熟慮頂き、<br>ご使用される場合は、主治医の指示に従ってご使用ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">スキンケアは、保湿剤で保湿を補強し、皮膚バリア機能を補充・補強・代償するために保護作用のある油脂性の軟膏を使用することが一般的ですが、ステロイド外用薬と保湿外用薬を混合して使用すると、薬の安定性や吸収が変化する可能性があり、2種類以上の外用薬を安易に処方しない様に、ガイドラインは説明しています。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc10">抗炎症外用薬：炎症を十分に抑えるための塗り薬</span></h4>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc11">ステロイド外用薬</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎の治療の基本とされる薬。<br>炎症を抑える。<br>重症度により、処方されるステロイド薬の種類が選択される。<br>部位により、軟膏、クリーム、ローション、テープ剤、などのタイプが選択される。<br>長期間使用後に中止する際は、急に止めると症状が悪化したりする場合があるので、<br>少しずつ減らしていくか、間隔を少しずつ開けていくようにする。</p>



<p class="wp-block-paragraph">全身性の副作用は、<br>副腎皮質ホルモン分泌の抑制、高血圧、高脂血症、糖尿病、<br>満月様顔貌(顔が丸く膨れる)、クッシング症候群などが挙げられるが、<br>ステロイド外用薬の、規定の処方量で適切に行われれば、起こる可能性は低い。<br>(全く起こらないわけではないので、これらの症状が見られた場合は、速やかに皮膚科の受診をお勧めします。)</p>



<p class="wp-block-paragraph">局所的副作用は、<br>毛細血管拡張，皮膚萎縮，皮膚線条(伸展性皮膚線条，線状皮膚萎縮症)，<br>紫斑，酒皶様皮膚炎・口囲皮膚炎，多毛，色素脱失，創傷治癒遅延，接触皮膚炎，<br>痤瘡・毛包炎や単純性疱疹，伝染性軟属腫，体部白癬，疥癬など細菌，真菌，<br>ウイルスによる皮膚感染症、緑内障などがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">多くは、ステロイド外用薬を止めるか、適切な処置で回復するが、<br>皮膚線条(線状のすじができること)(わき、そけい部、陰部に起こりやすい)は元に戻らない、<br>と言われています。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc12">タクロリムス軟膏</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">ステロイド外用薬で治療困難であった皮疹に対しても有効性を期待できるとされています。<br>局所の副作用として、<br>灼熱感，瘙痒，紅斑等があるが、皮疹の改善に従って軽減、消失することが多い。<br>皮膚感染症に留意するとされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">発がんのリスクについて、研究結果や専門家の見解が、ある、なし、分かれるところですので、<br>処方された際は、主治医にきちんとご確認して頂き、ご自身の納得の上でご使用されることをお勧めします。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc13">デルゴシチニブ軟膏</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">免疫細胞の活性化を抑制する。<br>免疫抑制作用を有するため、皮膚感染症部位には使用しない。<br>使用中は、毛包炎やざ瘡，カポジ水痘様発疹症などの皮膚感染症や、接触皮膚炎に注意する。<br>発がんのリスクが不明瞭な部分もある様ですが、可能性は拭えないようですので、<br>処方を受けた際は、主治医への確認をお願いします。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc14">非ステロイド性抗炎症薬 (Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs : NSAIDs)</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎に対して、炎症を抑える作用は、ステロイド外用薬と比べると極めて弱いとされています。<br>効果があるというエビデンスもない様です。<br>副作用として、接触性皮膚炎があり、湿疹を悪化させる可能性もあるとのことです。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc15">プロアクティブ療法</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">薬物療法で、推奨度、エビデンスレベル共に高い治療法に、プロアクティブ療法があります(画像1参照)。<br>プロアクティブ療法は、湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す状態に対し、<br>症状がきつい時の治療が済んで症状が良くなっている後、<br>症状が出ていない状況で、ある程度間隔をあけ、<br>ステロイド外用薬やタクロリムス軟膏を使用して、<br>症状が出てこない様にし、かつ、皮膚を正常な状況にしていくための治療法です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">毎日のスキンケアと合わせて行うことが勧められています。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="948" height="956" src="https://harikyuoba.jp/wp-content/uploads/2024/03/proactive-therapy_1.jpg" alt="" class="wp-image-3110" srcset="https://harikyuoba.jp/wp-content/uploads/2024/03/proactive-therapy_1.jpg 948w, https://harikyuoba.jp/wp-content/uploads/2024/03/proactive-therapy_1-150x150.jpg 150w, https://harikyuoba.jp/wp-content/uploads/2024/03/proactive-therapy_1-297x300.jpg 297w, https://harikyuoba.jp/wp-content/uploads/2024/03/proactive-therapy_1-768x774.jpg 768w" sizes="(max-width: 948px) 100vw, 948px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">再発する可能性があれば、ずっとしなければいけないのか。<br>と思われる方もおられると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">必ずしもそうではないと思いますが、病状によるところもありますので、<br>主治医と相談しながら、ご自身の状況を主治医によく診てもらい、<br>説明してもらいながら進めていく必要があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">症状が出た時だけ行う治療方法を、リアクティブ療法と言います。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc16">抗ヒスタミン薬</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">痒みを抑える薬です。<br>痒くて掻くと、湿疹や皮膚症状が悪化します。<br>皮膚に触れる物質からのアレルギー反応を抑えることで痒みを抑えます。<br>炎症を抑える治療と併用されることがあります。<br>痒みの要素は、アレルギー以外にもあり、個人個人で違いがあるので、必要性のある方に処方される様です。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc17">シクロスポリン</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">欧米の多くの国で有効性が示されていて、日本でも承認されていますが、<br>16歳以上で、既存治療で十分な効果の得られない最重症の方のみに使えるとのことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最重症とは、強い炎症所見を伴う皮疹が体表面積の30%以上にみられる状態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">効果的とされてはいるが、使用量や腎障害、高血圧、感染症などに注意が必要で、<br>長期間使用の安全性が確立されておらず、<br>症状が軽快した後は、すみやかに一般的な外用治療に移行することが重要とされています。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc18">ステロイド内服薬</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">急に悪化した時や、重症・最重症の症状を改善するために用いられます。<br>ステロイド内服の長期化は、副作用がある為、短期間で行われるべきとされています。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc19">漢方薬</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">西洋医学と、併用することが有用なこともあると認識されています。<br>処方は人により異なったり、画一的な処方ではないので、<br>漢方に習熟した医師に診てもらう方が良いとされています。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc20">バリシチニブ</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">炎症、免疫反応を抑制する薬です。<br>既存治療に効果が不十分な方に行われます。<br>免疫を抑制するため、専門の施設で、副作用やリスクにも対応できる施設でないと処方されないように規制されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">重要な特定されたリスクは、<br>帯状疱疹，重篤な感染症(結核，肺炎，ニューモシ スティス肺炎，敗血症，日和見感染症を含む)，<br>消化管 穿孔，B 型肝炎ウイルスの再活性化，間質性肺炎，静 脈血栓塞栓症，好中球数減少，<br>リンパ球数減少，ヘモ グロビン値減少，肝機能障害&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">重要な潜在的リスクは、<br>横紋筋融解症，ミオパチー，悪性腫瘍，心血管系事象</p>



<p class="wp-block-paragraph">とあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">必ず、医師の説明を受けることと、使用されるかどうかのご判断、<br>使用中の用法用量の厳守、をお願いします。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc21">デュピルマブ</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">遺伝子組み換えヒトIgG4モノクローナル抗体。<br>注射のお薬です。<br>炎症反応が起き始める部分で、炎症が起こらないように阻止するための薬です。<br>効果が高く、長時間持続し、重大な副作用も少なく、安全性も高い、とされています。<br>症状を寛解させるだけでなく、寛解を維持させることにも適した薬とされています。<br>適応となる方の判断が、適切に行われる必要があることと、副作用への対応が可能な施設で行われる治療とされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">副作用は、結膜炎、投与部位反応。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc22">妊娠中・授乳中</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">主治医とよくご相談ください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc23">スキンケア</span></h3>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc24">保湿外用薬</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">アトピー性皮膚炎では、皮膚バリア機能と保湿因子が低下しています。<br>それを補う親水性軟膏や吸水性軟膏を用います。<br>ステロイド外用薬と保湿外用薬の混合など、2種類以上の混合は、効果が変化するため、<br>安易に行うべきではないとのことです。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc25">入浴・シャワー・洗浄</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">温度は38℃～40℃が良いとされています。<br>石鹸・洗浄剤は、余計な刺激を減らすため、添加剤の少ないものが良いようです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc26">悪化因子の検索と対策</span></h3>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc27">日常的な刺激</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">汗や唾液をこまめに拭く。<br>硬い素材のタオルや強い刺激のものは避け、柔らかい低刺激なタオルなどを使う。<br>シャンプー、リンス、石鹸、化粧落としのクレンジングなどのすすぎ残しや、<br>過度の使用も刺激になる可能性があるので、洗い方に気をつける。<br>皮膚に触れる衣類を低刺激のものを選び、髪の毛なども刺激にならないよう調節する。<br>皮膚を掻いた時の影響を少なくするため、爪を短く切る。<br>直接皮膚を掻かないように、衣類は長袖・長ズボン・手袋などにする。<br>など、皮膚への刺激を減らすことが大切です。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc28">接触アレルギー</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">外用薬、化粧品、香料、金属、石鹸、洗剤、消毒薬など。<br>接触アレルギーや皮膚症状の悪化が見られる場合は、それらを避ける必要があります。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc29">食物</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">対策としては、食物アレルギーのあるものは避ける、となりますが、<br>この方法は、総合的にみると、アトピー性皮膚炎に有効はでない可能性があります。<br>栄養状況や食物アレルギーの治療なども関連するため、<br>特に子供の場合、医師と相談のもと行われるのが望ましいです。<br>まずは外用薬で治療した上で検討する内容、と位置付けられています。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc30">吸入アレルゲン</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">ダニ、ハウスダスト、花粉、ペットの毛など、掃除や換気、影響を受けない部屋や場所を確保する、<br>など環境アレルゲンを減らすことが大切です。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc31">紫外線療法</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">外用薬による治療で軽快しない、うまく調節できない、薬の副作用が出ている、という方向けの治療です。<br>効果を得る上で、急性皮膚障害や、合併する感染症の悪化、皮膚がんを含む長期の影響、など、<br>副作用にも注意が必要となるため、習熟した医師により慎重に行われる必要があると記載されています。<br>小児に対する安全性に関する情報は不十分、とされています。<br>治療の際は主治医とよくご相談ください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc32">最後に</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">私は医師や専門医ではありませんので、調べた知識と、体験や、施術等の経験から本稿をまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お薬を使われる時や病院での治療をお受けになる際は、主治医とよくご相談なさって治療に臨んでください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際の病院での治療は総合的に判断されて行われますので、理屈では埋まらない差がありますことをご理解ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その上で、治療上、悩まれるのではないか、お考えになる場面に遭遇するのではないか、と思える部分を主に記載しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">少しでも参考になりましたら幸いです。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">文責：大場 健二</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-dots"/>



<p class="has-text-align-center wp-block-paragraph">特有のしんどい感じになる時間が少しでも減り、<br>良い時間を過ごせる一助となりますようお祈りいたしております。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-dots"/>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc33">参考文献、サイト</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">きゅうとく医院<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://kyutoku.nagoya/q_and_a/pg187.html">https://kyutoku.nagoya/q_and_a/pg187.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></p>



<p class="wp-block-paragraph">田島クリニック<br><a rel="noopener" target="_blank" href="http://www.tajimaclinic.yokohama/category2/entry114.html">http://www.tajimaclinic.yokohama/category2/entry114.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></p>



<p class="wp-block-paragraph">やなせ皮フ科クリニック<br><a rel="noopener" target="_blank" href="http://yanase.ddo.jp/posts/post6.html">http://yanase.ddo.jp/posts/post6.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></p>



<p class="wp-block-paragraph">咲くらクリニック<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.sakura-clinic.jp/blog/2019/06/04/3511">https://www.sakura-clinic.jp/blog/2019/06/04/3511<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Wikipedia アトピー性皮膚炎<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://ja.wikipedia.org/wiki/アトピー性皮膚炎">https://ja.wikipedia.org/wiki/アトピー性皮膚炎<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Wikipedia Arthur F. Coca<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://en.wikipedia.org/wiki/Arthur_F._Coca">https://en.wikipedia.org/wiki/Arthur_F._Coca<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></p>



<p class="wp-block-paragraph">Wikipedia Robert Cooke<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Cooke_(physician)">https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Cooke_(physician)<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></p>



<p class="wp-block-paragraph">語源由来辞典<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://gogen-yurai.jp/atopy/">https://gogen-yurai.jp/atopy/<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></p>



<p class="wp-block-paragraph">日本皮膚科学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021<br><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/131/13/131_2691/_pdf">https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/131/13/131_2691/_pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【 腱板損傷 (けんばんそんしょう)・腱板断裂 (けんばんだんれつ) 】</title>
		<link>https://harikyuoba.jp/rotator-cuff-injury-tear/2807/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[はりきゅうおおば]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 17 Feb 2024 15:55:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[病気や症状と施術のこと]]></category>
		<category><![CDATA[肩・腕・手]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://harikyuoba.jp/?p=2807</guid>

					<description><![CDATA[目次 概要病院で行われる一般的な治療の概要保存療法痛み止め の 飲み薬や貼り薬ブロック注射リハビリテーション(運動療法・徒手療法)手術療法治療に対する私の考え弊院の鍼灸施術で得られること 概要 腱板が、傷ついたり(損傷) [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<ul class="wp-block-list">
<li>損傷：そこない傷つけること。</li>



<li>断裂：断ち裂かれること。</li>
</ul>




  <div id="toc" class="toc tnt-disc toc-center tnt-disc border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-10"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-10">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">概要</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">病院で行われる一般的な治療の概要</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">保存療法</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">痛み止め の 飲み薬や貼り薬</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">ブロック注射</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">リハビリテーション(運動療法・徒手療法)</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">手術療法</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">治療に対する私の考え</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">弊院の鍼灸施術で得られること</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">概要</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">腱板が、傷ついたり(損傷)、切れたり(断裂)した状態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腱板とは、肩関節周りの筋肉で、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・大円筋・小円筋が合わさった筋群の総称です。<br>肩の関節を覆って、捻る動きに関係し、関節を安定させるように働いています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腱板損傷・断裂とは、腱板のいずれかの筋肉が、<br>傷ついている(損傷)、<br>部分的に切れている(不全断裂)、<br>全部切れている状態(完全断裂、全層断裂)です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">主な症状は、肩の痛み、夜間痛です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">損傷や断裂の程度が同じでも、痛みの出方やどのように動かすと痛みが出やすいかは、ある程度傾向はありますが、個人差が非常に大きいため、症状の特徴だけでは、五十肩と見分けがつきにくいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腱板損傷・断裂に対して、特定の姿勢で、特定の負荷をかけることで原因部位を見分ける徒手検査もあるはあるのですが、腱板が痛みの元かどうかはわかっても、損傷か断裂か、炎症が強く起こっているだけなのか、などは見分けられないこともあり、予測はついても、確定的ではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病院にかかり、MRIを撮ってはじめて確定できる病状です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最も多い腱板断裂は、棘上筋の断裂で、腱板断裂というと棘上筋の断裂を指すことが圧倒的に多いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">皮膚が傷つくのと同様、<br>身体の中の筋肉が傷ついたり、切れたりしているので、<br>人によっては、困ってしまうほど痛みが強かったり、<br>夜寝ている時に痛みで目が覚めてしまったり、痛みで寝られなかったりしますが、<br>中には、損傷や断裂があっても、痛みがでていない方もおられます。<br>肩関節の動きに影響が出る方もおられますし、なんら影響を感じない方もおられます。<br>気づかないうちに腱板損傷・腱板断裂となっている方も多くおられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">断裂の症状の強さは、小断裂より広範囲断裂の方が強くなると言われていますが、傾向として言われているだけで、実際には、個人差が大きいと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">男性の方が多いですが、男性女性どちらも起こり、<br>若い人にも起こりますが、40歳以降、特に60歳以降に多く、日本で600万人ほど、<br>人口の5%ほど、100人に5人ほど、おられると言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">原因としては、強い力がかかった時に起こったり、腱板自体が弱ってく日常的に肩を使っている中で自然と起こる場合もあります。<br>負担によって、損傷や断裂は進行することがあります。<br>自然経過で切れた腱板がくっつくことはほとんどありません。<br>自然経過、もしくは治療により、診断された方の内、70%の方は症状が改善すると言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病状は、程度や部位により、損傷、不全断裂、完全(全層)断裂と分類され、<br>更に、<br>断裂は、深さで、関節面断裂、滑液包断裂、層間断裂、に分類され、<br>完全(全層)断裂は、小断裂(1cm未満)、中断裂(1-3cm)、大断裂(3-5cm)、広範囲断裂(5cmより大)、に分類されます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">病院で行われる一般的な治療の概要</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">病状と主治医の方針により様々あると思いますが、<br>基本は、腱板が切れていること自体が問題なのか、その痛みが問題なのか、を見極めて治療が行われることが多いと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">軽度の場合は、先ずは保存療法 ( 薬やリハビリなど手術をしない治療 ) が行われ、<br>痛み止めの薬などで症状を軽くして辛さを抑え、<br>適度なリハビリ(運動療法など)で負荷に負けない状況を作り、<br>悪化しないように、治りやすいように、症状を緩和し、身体を強くするような、<br>自然治癒を補強する形で治療を行い様子をみることが多いようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病状が軽度で、腱板の損傷や断裂が悪影響をしていなければ、症状をおさめることが治療の目的になります。<br>腱板が断裂していても、悪化しないように気をつけながらいれば、症状がおさまれば、問題なく生活できるからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、保存療法が効かない、もしくは、重症の場合、手術療法が薦められることになります。<br>また、ご本人が希望された場合も、病状と手術の効果を再検討してから手術をする場合もあるようです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">保存療法</span></h3>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc4">痛み止め の 飲み薬や貼り薬</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">痛みを緩和するために処方されます。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc5">ブロック注射</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">麻酔薬、副腎皮質ステロイド、ヒアルロン酸を状況に応じて使い分けて、必要に応じて使用されます。<br>症状が強い場合、麻酔薬と副腎皮質ステロイドを注射して痛みを抑えたり、<br>症状が軽く、肩の負担を減らす必要がある時にはヒアルロン酸を注射して、肩関節の動きを良くして負担を減らし、症状や病状が改善することを期待します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">リハビリと同じく、病状の根本的な治療ではなく、症状を改善することが目的の治療です。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc6">リハビリテーション(運動療法・徒手療法)</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">断裂がくっつくための根本的な治療ではなく、<br>断裂部の負担を減らすために、周りの筋肉を強くし、肩の動きを良くするリハビリを行い、病状の悪化を食い止め、症状の改善をはかります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">動かし方によっては断裂部を広げるような負担がかかることがあり、運動時も日常生活も注意が必要になりますので、医師や理学療法士の指示をよくご確認ください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">リハビリの効果の如何によっては、手術をするかどうかの判断材料の一つにもなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腱板断裂の診断がついていて、マッサージ、接骨院、整体、鍼灸など、病院以外で施術を受ける際には、<br>腱板断裂の診断を受けている旨をきちんと伝えてください。<br>より的確な施術を受けるためと、動かしすぎて悪化させるリスクを減らすために重要です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">手術療法</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">断裂したところを、物理的にくっつけます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病状は、腱板が切れてしまっていることなので、その腱板を元のようにつなぐため、病状としては原因に対する治療といえます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">腱板の状態が、くっつけにくい状態の場合、人工関節を用いた手術が検討されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術をすると、途切れていた筋肉がつながり、動かしにくかった肩関節が動かし易くなり、<br>筋肉がちぎれそうになる時の痛みがおさまり、楽になってきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、手術前から腱板自体が弱っている場合は、術後しばらくしてまた切れてしまうリスクがあり、<br>切れた腱板をくっつける手術でも、人工関節を使用した手術でも、<br>手術後、肩の動かし方を制限しなければいけないこともあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術を勧められた際、<br>今の状態が、日常生活でどれだけつらく、差し障りがあるのか、<br>手術をした場合、何が良くなり、何が制限されるのか、<br>術後のリスクによって日常生活はどのように変わるのか、など、<br>主治医によくご相談され、ご自身の生活状況と、ご意向に合った選択となりますよう、納得の上されることが重要なことと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その決意は、術後の生活やリハビリのなかで、あなたの支えの一つになってくれるからです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">治療に対する私の考え</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">腱板断裂・腱板損傷の治療は、病状や治療の効果の個人差が非常に大きいため、ご自身のご意向が最も大切になってくると考えております。</p>



<p class="wp-block-paragraph">治療をするのか、しないのか。<br>どこまで治療に取り組むのか。<br>手術を薦められて、今の程度なら様子を見る、今の程度なら手術をしてほしい、<br>というようなご判断をしなければいけない場面があるからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、痛みが強い、もしくは、頑固な場合、治療には時間がかかることがあります。<br>手術をするしないに関わらず、<br>場合によっては、半年～年単位での継続が必要となることもあり、<br>すぐに良くならず、少しずつの変化の場合、<br>その治療に打ち込んで続けられるかどうか、どこまで続けるのか、<br>本当にこの治療で良いのかなどの不安や悩みがある時など、<br>ご自身のご意向と根気強い意思、治療を継続するかどうかのご判断が必要になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">現在どの程度の痛みで、どの程度差し障りがあり、どの程度の痛みならなんとかやっていけそうか、<br>をご確認し治療に臨まれると良いように思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">症状が軽い場合は、<br>何をすると断裂が広がるような負担になるか、や、<br>痛みを悪化させる動きとさせない動き、を気をつけてコツを掴んで生活をされれば、<br>特に治療をしなくても良い場合もあると思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、病院で、今後悪化する可能性があると言われていたり、何か治療をするべき状況がある場合は、<br>医師からの治療の提案をよく検討し、ご自身に合った治療をしてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">症状がきつく、生活に支障がある場合は、まずは症状を和らげることを優先されるのが良いように思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、何かしらの治療を行なって症状が和らいでも、治療を行なった時や短期間だけの効果で、<br>なかなか痛みが改善したといえない状況の場合は、手術も検討するのも一つの手立てだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この場合、手術をしたからといって、しっかり良くなるわけではない要素が含まれるため、<br>判断されるのに悩まれる方も多いと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私は医師ではなく、肩の手術に関しては、方々で得る情報からお伝えするしかありませんが、<br>手術をして再発しないかと言われるとそうではなく、<br>腱板が切れてしまう状況を考えると、傷んでいる筋肉を繋ぎ直す、<br>例えば、使い古したロープを繋ぎ直すような状況とも考えられ、<br>また切れてしまうリスクは拭えないようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">人工関節の場合は、痛みなどの症状は減ると思われますが、動きに制限がかかってしまう部分もあります。<br>手術により、痛みは減ると思いますが、場合によっては残ることもあるようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですので、手術は、これらを理解した上で、<br>今のつらい状況を脱するんだ！手術後もしっかり良くするために頑張るんだ！<br>というお気持ちが大切になってくると思っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">客観的にリスクと効果の情報を並べて考えると、状況によって判断の時期は違うと思いますが、<br>私は、手術は最終手段の一つだと思いっています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">弊院の鍼灸施術で得られること</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">病院以外の治療として、鍼灸は効果的なのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一般的な鍼灸の効果を考えると、<br>保存療法のように、痛みを和らげ、筋肉や関節の動きを良くし、患部にかかる負担を減らす効果と、<br>患部の血流が良くなり、直そうとする働きを補助してくれる効果があると思います。<br>ですので、病院での保存療法の方向性と合致しており、保存療法的な効果が期待できると考えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">弊院の鍼灸施術は、それらに加え、病院の保存療法の基盤でもある自然治癒が、<br>滞りなく発揮されるように影響しますので、<br>断裂部が馴染み易くなり、一般的な鍼灸の効果よりも早めにおさまりやすく、<br>より身体に即した効果を期待できると考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、病状によっては、効果がわかりにくかったり、数ヶ月単位で時間がかかったりすることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私の鍼灸施術含め、鍼灸施術全般で、腱板断裂の部分がくっついたとお伺いしたことはまだありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">私が施術させて頂いた方のご報告は、<br>後日、別途、施術報告の記事でご紹介しますので、<br>ご参考までに、よろしければご覧頂ければ幸いです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">下記の、参考、にあげさせて頂いた、歌島大輔医師の説明が、治療や日常のことをお考えになる材料として、非常にわかり易く、私も理解を深めることができました。<br>よければご一読されますことをお薦めいたします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">できるだけ後悔なさらず、してよかった！、と治療に臨んで頂けますよう、私の知り得る情報をお伝えしたく記載しました。<br>少しでも参考になることがありましたら幸甚です。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">文責：大場 健二</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">【はりきゅうおおば】京都市 中京区 二条駅近く の 鍼灸院<br>体調不良・病気・怪我を良くしたいとお考えのあなたへ</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-dots"/>



<p class="has-text-align-center wp-block-paragraph">あなたにとって最善の選択が成され、今のお辛い状況から一日でも早い回復をお祈りいたしております。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-dots"/>



<p class="wp-block-paragraph">参考</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>標準整形外科学 ( 書籍 )</li>



<li>医療法人社団 景翠会 金沢病院　歌島大輔医師による「腱板損傷（腱板断裂）のリハビリから手術まで」　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.keisuikai.or.jp/patient/cuff_tone-2/">https://www.keisuikai.or.jp/patient/cuff_tone-2/<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>日本整形外科学会　「腱板断裂」　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rotator_cuff_tear.html">https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rotator_cuff_tear.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【 側弯症 (そくわんしょう) 】</title>
		<link>https://harikyuoba.jp/scoliosis/2705/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[はりきゅうおおば]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 Feb 2024 07:53:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[病気や症状と施術のこと]]></category>
		<category><![CDATA[頚・背中・腰]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://harikyuoba.jp/?p=2705</guid>

					<description><![CDATA[目次 概要病態と分類機能的脊柱側弯症疼痛性側弯症代償性側弯症構築性脊柱側弯症特発性側弯症乳幼児側弯症若年性側弯症思春期側弯症参考：特発性側弯症と代謝機能の関係性症候性側弯症神経筋性側湾症先天性側弯症神経線維腫症側弯間葉性 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[

  <div id="toc" class="toc tnt-disc toc-center tnt-disc border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-12"><label class="toc-title" for="toc-checkbox-12">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">概要</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">病態と分類</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">機能的脊柱側弯症</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">疼痛性側弯症</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">代償性側弯症</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">構築性脊柱側弯症</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">特発性側弯症</a><ol><li><a href="#toc8" tabindex="0">乳幼児側弯症</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">若年性側弯症</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">思春期側弯症</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">参考：特発性側弯症と代謝機能の関係性</a></li></ol></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">症候性側弯症</a><ol><li><a href="#toc13" tabindex="0">神経筋性側湾症</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">先天性側弯症</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">神経線維腫症側弯</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">間葉性側弯症</a></li></ol></li></ol></li></ol></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">病院で行われる一般的な治療の概要</a></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">治療に対する私の考え</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">弊院の鍼灸施術で得られること</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">概要</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">背骨(脊柱)が、身体の横方向(側方)へ曲がった(弯曲した)状態のことを、「脊柱側弯症」と言います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">背骨のある部分が傷んで起こったり、背骨とは別の問題が影響していたり、その起こり方や原因をもとに、いくつかに分類されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">背骨の曲がり具合が、自分の身体の許容範囲を超えてくると、背骨周囲や関連する脚などに痛みが起こりますし、神経が挟まれるようなところでは、痛みやしびれ、感覚異常(感じにくい、必要以上に感じるなど)、麻痺(力を入れようとしても入らない)など神経症状が出てきます。<br>また、姿勢が大幅に変わってしまうことで、内臓が押さえられたり引っ張られたりして、呼吸や胸苦しさ、食事のしにくさ、胃腸の異常、便通の異常、なども引き起こされることもあります。<br>背骨の歪みは全身の姿勢に大きく影響するので、頸の負担や肩、股関節、膝、足などにも偏った負担がかかり、そういった部分の異常の理由になることもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">側弯症の方は、日本では人口の2%程、100人に2人、1億2330万人の2%は246.6万人おられることになります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">病態と分類</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">少し難しい言葉も出てきますが、病態や分類について記載します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">機能的脊柱側弯症</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">背骨自体の形は正常のままで、背骨が横方向へ弯曲した状態の側弯症です。<br>原因が解決すれば、この機能的側弯症は解決ないし軽減します。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc4">疼痛性側弯症</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">どこかに痛みがあり、そのせいで姿勢が変わってしまっている影響で起こるものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例).　腰が痛かったら、腰が曲がってしまうこともありますが、それに影響され、背骨の姿勢が変化している状態。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc5">代償性側弯症</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">背骨以外に、姿勢が傾く理由があり、それを代償する(代わりの部分で補う)ために、背骨が曲がって姿勢のバランスを保っている状態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">例).　何らかの理由で、脚の長さに左右差ができていたり、股関節などが拘縮(関節などが硬くなって動ける範囲が狭くなっている状態)していて、姿勢が保てないため、背骨を曲げて姿勢を調整している状態。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">構築性脊柱側弯症</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">機能的側弯症に当てはまらず、自力では元に戻せない側弯のある状態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">病院の検査では、その状態に加え、椎体(背骨の一つ一つの骨の軸の部分)が凸(飛び出ている方向)方向へ捻れていること、レントゲン上で椎体の楔状変形(椎体は円柱状ですが、一方が高く、その反対側の一方が低い形に変化している状態)があること、がそろうと診断がつきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">立ち姿を後ろから見た時の特徴は、側弯の凸側では、背骨が盛り上がって、肩甲骨が後ろに出ています。<br>また、ウェストラインの対称性が崩れます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">成長期に発見され、成長期間中に進行していくことが多いと言われていますが、年齢関係なく変化する方もおられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">原因は様々で、不明とされる場合もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">構築性脊柱側弯症の、原因による分類を挙げます。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc7">特発性側弯症</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">耳にされたことがある病名かもしれません。<br>様々ありますが、原因不明と言われています。<br>側弯症の70-80%を占めると言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">発症年齢によっても分類されます。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc8">乳幼児側弯症</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">3歳未満の乳幼児に発症したもの。自然に治る場合もあるが、急速に進行する場合もある。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc9">若年性側弯症</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">3-10歳。男女で発症の差はない。左凸の胸椎側弯が多い。急速に進行する症例が多い。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc10">思春期側弯症</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">11歳以上、思春期に発症するもの。<br>最も多い。<br>右凸の胸椎側弯の頻度が高い。<br>85%が女子。<br>思春期のなかで、年齢が若くして発症すると進行しやすい。<br>多くは成長完了とともに進行は停止するが、成人になってもわずかに進行することがある。<br>妊娠によって増悪することがある。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc11">参考：特発性側弯症と代謝機能の関係性</span></h5>



<ul class="wp-block-list">
<li>代謝： 生体内で生じる全ての化学変化とエネルギー変換のこと。</li>



<li>基礎代謝： 食事や呼吸で得たものから、活動するためのエネルギーを得る基礎代謝。</li>



<li>内分泌代謝： 種々の作用を持つ物質がうまく調和して全身の臓器に作用し、人間の生命を維持し、生体の恒常性（ 正常な機能を維持する仕組み）や正常な代謝機能を保つのに必要な体の機構で、ホルモン分泌に関する代謝。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">特発性側弯症の方は、研究は少ないが、何らかの代謝障害があると考えられている。必ずしもはっきりとした病状がみられるわけではないが、内分泌代謝機能の低下傾向が認められ、視床下部-下垂体系に代謝調節機能に何 らかの異常が推定されるようである。(詳しくはページ末の参考資料をご参考ください。)</p>



<p class="wp-block-paragraph">代謝に着目した理由は、<br>・施術中の側湾症の方が橋本病から甲状腺機能低下症の薬を飲まれていた、<br>・私の施術の知見として、頭に、脳に、おそらく視床か視床下部のあたりに、身体の出す異常な信号が出ているという認識があった、<br>ことからです。<br>この方の施術を継続して進めていく中で、<br>身体の出す異常な信号として私が認識していた部分が、<br>初めのうちは背中や腰、頚だったものが、<br>ある時から頭になりました。<br>その経緯があり、側弯症と代謝のこと気になり調べると、関係性があることを示唆する論文が見つかりました。<br>特発性側弯症だから代謝の病気がある、<br>代謝の病気があるから特発性側湾症になる、<br>とは必ずしも言えませんが、<br>身体が何かしらを調節しようとする中で起こる関係性なのだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように、私の施術対象である、身体のだす異常な信号と、西洋医学との所見の整合性がみて取れたと思われる状況でしたので、ここでご紹介させて頂きました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">治療をされる際のご参考になれば幸いです。</p>



<div style="height:10px" aria-hidden="true" class="wp-block-spacer"></div>



<h4 class="wp-block-heading"><span id="toc12">症候性側弯症</span></h4>



<p class="wp-block-paragraph">病状のせいで起こる側弯症です。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc13">神経筋性側湾症</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">神経や筋の病気に伴って発生する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">代表的な原因となる病気：脳性麻痺、脊髄前核炎、脊髄空洞症、脊髄性筋萎縮症など。</p>



<p class="wp-block-paragraph">麻痺などがあると、背骨の上下左右のバランスが調整がつかなくなって起こる。<br>進行が早いと言われ、成長期を過ぎても増悪すると言われている。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc14">先天性側弯症</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">生まれ持っての背骨の変形(半椎、楔状椎、癒合椎、肋骨奇形など)で起こっている側弯症。</p>



<p class="wp-block-paragraph">進行性であることが多い。<br>半椎と反対側の癒合椎がある場合は予後不良。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc15">神経線維腫症側弯</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">レックリングハウゼン病という。</p>



<p class="wp-block-paragraph">皮膚のカフェオレ斑、神経線維腫がある遺伝性の病気。<br>重度の側湾になることもある。</p>



<h5 class="wp-block-heading"><span id="toc16">間葉性側弯症</span></h5>



<p class="wp-block-paragraph">間葉系細胞というものがあり、骨、軟骨、脂肪、筋肉、神経、リンパ管、内臓など、さまざまな細胞になることができる細胞を言います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこの異常が起こると、下記の方な病気が起こることがあると言われています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">代表的な原因となる病気：マルファン症候群、エーレスダンロス症候群 (どちらも遺伝子疾患)</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc17">病院で行われる一般的な治療の概要</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">側弯の角度が軽度な場合、経過をみながら様子を見るか、運動療法を行います。コルセットを併用することもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">側弯が進行し、レントゲンで測る角度(コブ角)が25度を超える場合は、装具をつけて、骨が成長する方向を矯正し、骨の成長が成熟して終了するまで行われます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">側弯の、コブ角が40度を超える場合は、背骨を固定する手術を検討します。<br>また、骨の成長が成熟している大人で側弯の角度がきつく、それが症状の悪化を招いている場合も同様です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">側弯の進行を止めるには装具療法が、側弯の曲がった状態で骨が出来上がってしまった姿勢自体を変える、また、それ以上進行しないようにするには手術で骨を固定するのが、病気自体の進行をとめる治療として有効な治療とされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、側弯の完全な矯正は難しい状況があり、治療の目的は、可能な限り矯正すること、側弯していくことの進行を止めることが、主な目的となることが多いようです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">側弯の進行を防止するためには装具療法が、曲がった背骨の形を戻すには手術療法が、証拠のある治療として選択されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">運動療法、マッサージ、整体、カイロ、鍼灸は、痛みを和らげることはできても、曲がっていく状況を変えることができず、原因治療にはならないというのが現在の医学一般では理解されています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc18">治療に対する私の考え</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">まずは、上記の内容を踏まえてお伝えします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">治療を考える時に私が大切にしているのは、<br>ご自身のつらさ、日常生活がどれだけ制限され困っているか、<br>と考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">背骨が曲がっていてもよほどの状態でなく、生活に差し障りがなければ様子をみるのも選択肢の一つと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">治療をお考えになる場合、一番は、原因が特定できる場合はその原因を治療することが、側弯の進行を止める最も有効な手立てとなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">原因が不明で、気になる状況があり、治療をしたいとお考えになる場合、<br>思春期でも成人でも、進行状況に関わらず、<br>・根本的な治療に最も近いのが、装具等で矯正すること、<br>・根本的な治療から少し離れますが、運動療法や身体を鍛える体操などで、姿勢を調節しやすくし、身体を支える力を得て痛みなどをおこすような負担を減らす、こと、<br>・痛みなど症状があって困る場合は、一般的な、マッサージや徒手療法、鍼灸などで緩和する、こと、<br>などが、<br>具合や日常の支障を調節する選択肢として有効だと思われます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、弊院の鍼灸施術は、症状緩和だけでなく、身体が側弯しようとしている働き自体に関わる自然治癒が、きちんと働いてくれるようにするためのものですので、病院での矯正と併用してもらうことで治療効果を高めることができると考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術療法は、側弯がきつく、背骨の形を調節しなければ生活が難しい、大変な状況の方の、どうしてもの最終手段としての選択肢だと思っております。<br>手術は、背骨の上下ほとんどを金具で固定するものが主な方法になると思います。<br>そうすると、背骨が曲がっていたことの問題からは解放されますが、背骨を動かすことができないことからの不具合が生じる可能性があります。<br>寝起きや動き全てが一変すると言っても言い過ぎではないと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですので、手術が選択肢になる場合は、<br>本当に手術をした方が良いのかどうか、<br>手術をするとどうなるのか、何が良くなり、何が制限され、どう生活できるのか、<br>などを担当の医師の方とよくご相談され、<br>ご自身で納得できるかどうかをよくご検討されることをお勧めします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術をされた後は、日常生活に身体を馴染ませるため、身体の支える力をつけ背骨に負担をかけないようにするために、リハビリをされる場合もあると思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手術の傷を治癒させ、固定具などを馴染ませるるためには、自然治癒の働きが必須で、病院では、身体に任せているのがほとんどですので、<br>治りが良くない、馴染みにくい、などといった場合、弊院の鍼灸施術をして頂くと、術後の不調や痛みが軽減され、傷の治りや馴染み方がうまくいくことが期待できると考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ご自身の状況と、どのような治療でどういった効果が期待ができるのか、を、よく調べてお考え頂き、<br>どのようにしていくか、あなたのご意向と生活のことを中心によくお考えになられ、<br>ご自身にとって、こうして良かった、と後から思えるような選択ができますことを願っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">当記事が、選択肢を知る手立ての一つとなりましたら幸いです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc19">弊院の鍼灸施術で得られること</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">側湾症は原因がわかるものとわかりにくいものとありますが、どちらにしても、何かが影響して、身体が表現したものが、背骨の側湾となって現れているのだと思います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体は、何かの影響を受けた時、自然治癒が働いて調節しようとしています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">側弯することで身体が保たれている、もしくは、側弯しなければ、身体を保つことができない、という問題が発生している状況とも考えられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自然治癒がきちんと働いてくれるようになると、身体を保つために側弯させてきた理由が減ると考えられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ですので、弊院の鍼灸施術をされると、<br>側弯の角度が緩くなる方もおられ、伸びやすい、動きやすい、など、今の身体に合った動きが滑らかになり、痛みなどの症状は減ってきます。<br>ただし、定着してしまった姿勢や、形の変わってしまった骨や軟骨など、特に構造の変化がきつい場合、元の状態に戻るのは難しいく、必ずしもまっすぐになるわけではありませんが、動きの改善が期待でき、日常生活のつらさは少なくできる可能性があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身体の根本にある自然治癒の働きをきちんと発揮するために弊院の鍼灸施術を併用、もしくは受けて頂くことで、<br>より効果的な結果が得られると考えております。</p>



<p class="wp-block-paragraph">弊院は、あなたのご意向と治療の選択肢を合わせて考えご相談した上で施術に臨みます。<br>お悩みのことがございましたらご相談ください。</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">文責：大場 健二</p>



<p class="has-text-align-right wp-block-paragraph">【はりきゅうおおば】京都市 中京区 二条駅近く の 鍼灸院<br>体調不良・病気・怪我を良くしたいとお考えのあなたへ</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-dots"/>



<p class="has-text-align-center wp-block-paragraph">側弯症でお困りの方がより良い生活を得るための一助となりますようお祈りいたしております。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-dots"/>



<p class="wp-block-paragraph">参考：</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>標準整形外科学　(書籍)</li>



<li>日本側弯症学会　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.sokuwan.jp/patient/disease/index.html">https://www.sokuwan.jp/patient/disease/index.html<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>日本整形外科学会　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/scoliosis.html#">https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/scoliosis.html#<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>視床下部や下垂体にも関連がある可能性があります。特発性側彎症患者における内分泌代謝機能について　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai1951/22/4/22_4_482/_pdf">https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai1951/22/4/22_4_482/_pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>



<li>思春期特発性側弯症と遺伝　<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2023/6/20/230620-1.pdf">https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2023/6/20/230620-1.pdf<span class="fa fa-external-link external-icon anchor-icon"></span></a></li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
		
		
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